久々の宇連山に叩きのめされた! ・・・①

例年になく今年は花粉症に苦しんでおります。
先週末も自宅に籠って弱々しく録画ビデオを眺めておりましたが・・・

shiriagosan.hatenablog.com

天空に見た夢 ~天空の秘薬を求めて~ BS101

に触発されたオジサン(笑)。

ようし!と思いましたよ。

貧困に喘ぐ農村の少年が家族の生活や将来の夢の為に、過酷な出稼ぎ労働で厳しい現実と闘っているという時に貴方・・・

花粉如きに負けとられんがね。

 

休日を前に一念発起、新城市の最高峰宇連山(929m)を目指し、暗い内に登山口の愛知県民の森に向かいます。

夜明けもだんだん早くなっている事を感じながら 6:40 現地着。

空気もキリッと冷えて温度計は2 ℃を表示。

7 時ジャスト、鼻息も荒く出発!

登山者に雑じってトレランスタイルのジョガーも多く、半ズボンにトレーニング用?のサンダル履きの猛者も。

 

今回は、Aキャンプ場を起点に北尾根経由で宇連山を目指すルートを選択。

何しろ、これまでの怠惰な生活に喝を入れ自身を追い込むトレーニング登山ですけんね!

おいこむと打ち込んだら、老込むと変換されて笑ったが・・・

勢いで最もハードな(と思われる)ルート選択になったが、成り行きだから仕様がないのだ!

ただ・・・北尾根ルートは以前の山行で一部荒廃して危険な個所も多かった事を思い出し、迷った末に危険回避の野生の感?と良い方に捉えて(笑)、急遽西尾根ルートから山頂を目指す事に。

県民の森は、広大な敷地に幾つものルートが整備されていて、その時の気分や体調、目的でルート設定出来るのは有難いですな。

ちょっと奥さん!

東山魁夷の絵画的な山並みや麓の集落を愛でつつ、のんびり山行気分を楽しみたければ、明るい岩尾根が続く南尾根ルートがお薦めですよ。

 

しばらくは川沿いに整備された砂利敷の遊歩道を踏みしめ、50分程で登山道入り口の亀石の滝へ。

落差32mとあるが、それ以上の高度感がありますな。

しかしまあ・・・岩盤に反射する陽光が眩しくて滝がよう見えんがな(笑)。

ここから急斜面の壁沿いに滝を巻く様に西尾根に向かうルートに。

結構な勾配に喘ぎ喘ぎ、何とか西尾根に合流。

普段より早いペースで黙々と登るのは・・・ 結構太腿に来ますな。

ここからさらにハードな登りが続き、それでも時折望む遠景の山並みに癒されながら

数歩歩いては立ち止まり、呼吸を整えを繰り返し、

漸く北尾根との合流点が見えて、あ~やれやれ。

防火水槽の水はカチカチに凍っとるし、立ち止まると急激に体温が奪われる感覚に。

脹脛もピクピク痙攣しかかっとるが、ここから山頂までは後もう30分程か?

中程の棚山高原分岐で水分補給。

ここから僅かに下って、あとは一気に急勾配を上り詰めると・・・

ん?足元一面大粒の塩をまき散らしたような粉雪で、思いがけず雪山登山の様相に!

空気感も変わってきて、気温も一気に下がったような・・・などと思っている内に指先が凍えてジンジン痺れてくるではないか!

心なしか空気も薄くなったような(笑)。

雪山登山は最近やってないが、

急速に背中や腋の下辺りが汗冷えしてきて、写真を撮ろうにも指が動かなくて焦りましたよ。

急勾配に何度も立ち止まり、呼吸を整えていると・・・

時折、空中に小さい雪とも氷の粒とも判らぬキラキラが舞って幻想的な世界が・・・

これで妖精なんかが見え出したら、もう俺駄目ちゃうか?

長くなりそうなので、続きは次回に。済まん済まん。

 

  えっ?紙ウサギロペのアキラ先輩って、

    ネーチャンが4人もおったのか?(笑)