愛知県民の森の尾根歩きの続きです。
shiriagosan.hatenablog.com以前、傷心山ガールに遭った懐かしの北尾根分岐に10時10分到着。何か今にもひょっこり現れそうですが(笑)。
西尾根の急登で結構体力を削られ、所謂シャリバテ状態になっていたと思いますな。
丸太のベンチ?にへたり込んで汗を拭い、カロリーメイトをお茶で流し込んでいざ後半戦!と立ち上がると、両膝が諤々震えてます(笑)。
ここで西尾根を登って来た高齢の男性と情報交換。
北尾根は高低差が激しく結構荒れた印象で正直お勧め出来ないとの事。
まあ10分も歩けば分かりますよと、高笑いと共に宇連山方面へ。
・・・また悩ましい事を言ってくれるもんだ。
地図を開いて再度ルートの確認。キャンプ場方面へのエスケープルートも幾つか確認して、北尾根展望台を目指します。
いきなりの急傾斜の下降には閉口しましたが、程なく多量の落ち葉も相まって滑りやすい上に地面の状態も分かり難く、注意していてもズルズル滑ってヒヤリとさせられます。
踏ん張る度に膝や太腿の筋肉にダメージが蓄積、5分も経たない内におすすめ出来ない?理由を嫌という程思い知りましたが、既に後の祭り。
すれ違う登山者も皆、息も絶え絶えに喘いでいます。
右の太腿が攣りそうになってきた頃、漸く北尾根展望台到着。
パンフレットは眺めの良さを謳ってましたが・・・遠景も木立に遮られ何とも残念な事に。
更に丸太の足場も朽ちてぐらぐら、踏み抜きそうな危うさで疲れた体には堪えますな。
ちょっとした高低差が恐怖になって精神も削っていきます。
意気揚々と南尾根を登っていた頃が懐かしい・・・
だましだまし歩いていると、シュートン沢の分岐付近で何やら女性の騒ぎ声?
一瞬緊張が走りましたが、果たして・・・
学生さん風の3人組が、先に進むか引き返すかで揉めている様でした(笑)。
もう心が折れかけてるんですけど!等とぐずっていた娘が半泣きの表情で前の二人を追っかけていきました。
・・・・・・
おじさん既に折れちゃってますが!弱々しく呟きつつ先を急ぐも、⑪番防火水槽付近でついに両太腿が攣りそうになって万事休す。
日当たりの良い岩場にへたり込んで弱々しく太腿さすりながらの食事休憩。
この後、中尾根経由で何かロボットの様な歩き?になりながらも何とか麓の遊歩道が見えた時には、あなたもうホッとしましたよ。いやはや、はははっ。
13:40 駐車場着。登山靴を脱ぐのに難儀していると若い女性が近付いて来て、
「北尾根で逢いましたね!」
が、全く憶えが無く・・・こういうのは焦りますな。
壁ドンの格好で木にもたれて休憩してましたよね!と笑っています。
・・・危ない人だと思った?
ぎり大丈夫だったと思います。
見ず知らずの娘っ子と共に失笑しているひと時もまた楽し。
せっかくなので東栄町の温泉に向かうとの事。
ヘロヘロの状態でほぼ貸し切りの風呂(400円也)に浸かっていると、何だか妙に可笑しくなってきて、独りヘラヘラ笑っていました。
今日はドルチェ&何たら・・・を唄う余裕はありませんでした(笑)。
鼻は舐めても、山舐めずという有名な諺・・・えっ知らんか?