コロナを機に近場で単独登山の機会が増えてますが、
道迷いで何度かヒヤリとした経験があって・・・
初めて通るルートでもスマホの位置情報が活用出来れば、何年か前に一躍時の人となったスーパーボランティア尾畠さんぐらいの心強さ(笑)はありそうですな。
尾畠さんが元鮮魚商と言うのは知らんかったが、御年82(歳)と聞いてビックリ!
最近、山の本(月刊誌等)でも各種(登山用)地図アプリの機能比較や活用法の特集が増えていて、
①(事前の設定で)ルートの誤りを指摘してくれる。
②ルートの先行者からの最新情報を確認出来る。
危険個所や迂回路、現地の詳細な気象や駐車場の込み具合・・・
③登山中も定期的に家族が現在位置をチェック出来る。
等の便利機能が目白押し!の状況ですな。
ただ、個人的にはあまり細かくチェックされるとアバンチュールな事由で不都合な事も・・・まあ~無いな(笑)。
ただこれまで何度も書いてますが、山で地図アプリ(と言うのか?)を使用する場面では、かなりの割合で裏切られております。
何故か?麓の駐車場でフリーズしたままとか、画面中央で矢印がグルグル回り続けていたり(笑)。
ようやく作動したと思ったら、あれれっ・・・現在地の表示が南の海上に移動して行くではないか?
・・・・・・
確か、初期の頃のカーナビでも同じ様な事がありましたな。
でもって、焦っている時はバッテリーの減りも異常に早く感じて・・・
余計に不安を煽りやがって ハアハアッ。
衝動的に叩き割ってやろうかと(笑)思った事も数知れず。
そうも出来ん所がこれまた腹立たしかね、ハアハアッ。
文明の利器?もオジサンが試すと・・・まあこんなもんですわ(笑)。
最先端の情報通信の華やかな部分だけがクローズアップされて、その脆さや危険性についてはほとんど触れられませんが、一部有料のサービスやGPS使用での電力消費とその対策、GPSの精度もどのような状況で誤差が出やすいのか?またその程度は?
デジタルや衛星通信の特性を理解した上で適切に活用する術が使う側(オジサンの事ですな)にも求められる訳やな。
で、調べていくと・・・
現在の技術水準では山奥の道迷いしやすい場所は通信環境の面でも不利な条件になっている事が多くて、肝心な時に使えなかったりというのはオジサンだけじゃなかったのか(笑)。
それどころか地図アプリの誤情報で遭難しかけたなんてトラブルが急増!の実態も紹介されてますな。
そういえば・・・
最近ちょくちょくシステムエラーとか大規模通信障害がニュースでも騒ぎになっていて、都市機能の麻痺や混乱なんてのは意図的に簡単に作り出せる事が露呈してしまったでな。
《今回の纏め》
山の基本は紙地図とコンパスをメインに、位置情報サービスはあくまでも補助的に活用との認識で!
山の本にもほぼ必ず書いてますな(笑)。
それでも引き出しは多い方が良いという事で、スケベ心でYAMAPの地図アプリをインストール・・・して貰って(笑)、
ネットの説明を見ながら、小さな画面に背中丸めてちまちま作業やら操作の練習の構図は・・・考えただけでもストレスやな。
でも、やっぱ何か違やうねん・・・
仕事でもなんでも国を挙げてスマホ活用型デジタル社会を標榜する状況で、縛られる息苦しさから解放されたくて気持ちが山に向かうという側面もあるでなあ。
誤解を恐れずに言わせてもらえば、
不便を楽しんだり?危険と隣り合わせのドキドキハラハラもある意味登山の醍醐味かな・・・なんて事も感じております。
あれやこれや考えている内に今後の方向性と言うのか?結論らしきも見えて来た様な・・・
わてらも収穫までもうちょっとの辛抱やでな!