鳳来寺山で何かと話題の家康公の足跡を辿って見た!・・・①

年明け最初の登山はあれこれ悩んだ末に新城市鳳来寺山に。

何しろ今年の目標は、ひたすら「歩く!」を追求する事ですけんね。

久々に1500段の石段苦行が懐かしくなったのもありますが、最近何かと話題の家康公の東照宮にお参りついでにこれまた家康ゆかりの鷹打ち場でパワースポットの何たるか?も感じて、帰りは湯谷温泉辺りでひとっ風呂!

後はビールが飲めりゃ言う事無しですが・・・運転もあるで、そこはコーヒー牛乳で我慢我慢(笑)。

あれこれ考えて居ても立ってもいられなくなったオジサン、日の出までまだ1時間早いAM6時前頃に現地着。

静まり返った真っ暗な駐車場で、それでも外に出ると幾分薄明るいと思ったら、後頭部を満月に照らされてました(笑)。

空気はキリッと冷えてますが、無風で思った程寒さは感じませんな。

寧ろ少し生温い様な・・・

それでも小便して手を洗う時の水道水の冷たい事!

車内の温度計で確認すると-3℃で、えっ?と、二度見しましたがな。

登山靴に履き替え、荷物も確認して暫く緩やかな上り傾斜の参道を歩いて月明りを頼りに登山口に向かいます。

石段の登り口は高い樹木に覆われた森の中のトンネルにでも入っていく感覚で、

真っ暗な中をライトで足下を照らしながら慎重に上ります。

徐々に目が慣れて来る頃、石段の上の方から何やら話し声?が聞こえてきて・・・

???

ラジオ鳴らしながら降りて来る同業者?のやや年配のオジサンでした。

荒い息づかいで石段を駆け下りる様にあっという間にいなくなりましたな。

こんな暗闇の中を?天狗だったのか?

仁王門を通過し、傘杉に辿り着く頃には少し息も上がってうっすら汗ばむ状況に。

ここで上着を脱いで衣類の調整ももう慣例ですけんね。ルーティンワークとか言うんですか?

まあ・・・何回も来とるけんね!ぶつぶつ言いながら水分も補給。

しかしまあ人力だけでこれだけの石段を・・・毎回来る度に圧倒されますが、しかも上るにつれて勾配がきつくなってくると言う(笑)。

もうちょっと先の医王院辺りでへたり込んで喘いでいる人や、諦めて引き返す人も色々見て来ましたからね(笑)。

その医王院を通過する頃には上空も明るくなってきて・・・これまではゼエゼエハアハアッ息切れしてくる所ですが、今日は呼吸も足取りも割合楽に上れます。

ジョギング効果か? はたまた婆さんの黒ニンニクエキスの恩恵か?

再度小休憩、呼吸を整え無心に一定のリズムで歩を進めていると・・・

不意に鳳来寺の本堂が見えて来て、あ~やれやれ。

まだ扉も閉まっている本堂に一礼し、ふと見上げた背後の崖は真っ赤に染まり始める所でしたな。

で、麓の方は圧倒的な山並みのパノラマ!と思いきや霞掛かっていて、休憩所?の縁台に腰掛けて握り飯食べながら幻想的な山並みをぼんやり眺めていたら、身も心も毒素もストレスも何もかもが浄化されて行く様な不思議な感覚に。

何だか眠たくもなってきて、

いつの日か?ここから元旦の御来光を拝めたら最高だろうな・・・

なんて事を考えていた様ないなかった様な(笑)。

 

ふと見ると何気に話題の家康公をアピールする幟もちらほら。

そうそう、この後は・・・家康公ゆかりの東照宮にお参りして、鷹打ち場経由で鳳来寺山(瑠璃山)頂上に向かうんだったな。

歯茎にへばり付くコンビニ握り飯の乾いた海苔をお茶で流し込みながら、この後の行程も確認して・・・と、長くなったので続きはまた次回に、済まん済まん。

 

なにっ、家康の死因は天麩羅の食べ過ぎでは無かった?