鳳来寺山登山の続きです。
shiriagosan.hatenablog.com鳳来寺の本堂から東照宮はもう目と鼻の先。
立派な杉の衛兵?に守られるように石段の奥に鎮座していて、
あらためて眺めると苔むして独特の風格と凛とした緊迫感がありますな。
何しろここ鳳来山の東照宮は日光、久能山と相並ぶ三大東照宮の一つでもあり・・・と思っていたのですが、 あれれっ?
同じ愛知県の岡崎市にも三大東照宮の一つを名乗る所が有る事を数日前にTVで知りましたよ。で、調べて見ると・・・第三の東照宮がどの社になるのか?主だった候補地が4か所程もある様ですな。
更に調べていると全国にはな、な、何と500以上の東照宮が!
って、ちょっと奥さん知ってました?
*廃止されたものも含めると700以上とも(笑)。
・・・・・・
スマホで調べようとしたら、年配のグループが賑やかに石段を上って来るのが見えて、
その勢いに押し出されるように(笑)、御社を回り込む様に続いている登山道から鷹打ち場の分岐へ。
此処も家康公が鷹狩りでよく訪れたとされていますが、ホンマかいな?
パノラマ絶景と強烈なパワースポット?が売りの鷹打ち場ですが、今朝はPM2.5?に黄砂に花粉が混然一体となった様な何だか分からんが空気の濁りが凄い事に。
更に強烈な朝陽が眩しいのなんの、真横から射し込んでよう見えんがな(笑)。
前回は地図とコンパスで方向を確認して、遠く浜松市のアクトタワーが見えた時は小躍りして喜んだ物でしたが・・・
アクトタワーは早々に諦め、貸し切りのパワースポットでエネルギー補給、後は一気に頂上へ!
と言いつつ途中の天狗岩?でも小休憩(笑)、未だにどれが天狗岩なのか分かりまへんが。
写真も撮って再び尾根筋伝いに歩き出した直後に、
鳥か獣か?甲高い鳴き声の様な音にちょっとした緊張が走りましたな。
直後にそのまま斜面伝いにガサガサバキバキッと結構な音がして、時間にして15秒程だったか?
元の静寂の空間に戻っても、しばし呆然(笑)。
・・・何やねん今のは?
程無くすれ違った同年代の男性がやや興奮気味に、
「さっきの音聞きました?」
「結構重量感のある大型獣が谷を駆け降りて・・・と言うか、ずり落ちて・・・?鹿ですかね?」
「熊?かと思って腰が抜けそうでしたよ。」
と言いつつも妙に嬉しそうでしたな。
熊なら一目逢いたかったなあ~。
でも待てよ、今は・・・冬眠中か?
なんて事を思いながら、木立に覆われて視界の利かない頂上について水分補給し、すぐ先の眺めが素晴らしい瑠璃山に向かいます。
馬の背状の陽当りの良い岩尾根で同年輩の男性が風景に溶け込む様に握り飯休憩中で、挨拶を交わししばし談笑。
ふと見ると日陰の斜面には雪が残っておりました。
帰りは近くの湯谷温泉へ。
サウナで汗を流した後は、気泡浴と冷水浴を交互に繰り返し青空をぼんやり眺めながら露天風呂でウトウト・・・
遠くで微かに聞こえる囀りは・・・雲雀か?
この後は・・・生ビール!じゃなかった珈琲牛乳飲んで、長篠設楽原ハイウエイオアシスに寄るんだったか?
家康公も浸かった?であろう温泉で身も心もすっかり蕩けて、何だかもう・・・そんな事どうでも良くなってますが(笑)。
鳴かぬなら、日向ぼっこして寝て待とう・・・