10月の週末は天候不順が多かった中、久々快晴の朝!
サイクリングにはちょい風が強いか?
ならばと冬場の本格?登山に向けたトレーニングに。最近は専ら田原市の滝頭公園周囲の低山独り合宿(笑)がマイブームに。
8時頃現地着。快晴、気温15℃ 風やや強し。
うっかり八兵衛が多くなって来たこの頃、鳳来寺山では登山靴に履き替え忘れるという失態も。
shiriagosan.hatenablog.com荷物をチェックし靴紐も入念に締めて(笑)、クチナシの道の登りからスタート。
前日の雨でやや湿って滑りやすい露岩に注意し、スズカアザミやサケバヒヨドリ等草花を撮ったり蝶に誘われつつ、ゆっくり体を慣らしていきます。
ドングリ類や小ぶりの栗もあちこち散らばっています。
10分程で尾根道の展望台着。軽く汗ばんで長袖シャツ1枚で丁度良い位に。
ここはお手軽ハイキングルートからロープ必携の急勾配激坂や岩場までコンパクトに纏まっていて、目的に合わせ自由にコースを設定出来ます。
今日は鳳来寺山の反省から、特に汗対策のウエアリングについてあれこれ考えつつ、比較的きつい斜面や岩場の登降を黙々と3時間程一定のペースで歩きました。
以前からモンベルのジオラインシリーズのインナーを愛用していて、今回ウイックロン素材のトランクスも試しましたが・・・
意外に汗抜けが悪く、伸縮性も無いので纏わりついて突っ張る感じが気になりました。運動量やレイヤリングの条件もあるとは思いますが、素材のスペックだけでは測れない相性や実践でのデータは貴重ですな。
等と言っておきながら何ですが、かなり以前にアウトドア雑誌の寒さ対策の特集で、その道のプロ達が様々な素材や独自の工夫等熱く語る中、カヌーイストの野田知佑さんは特にシビアには考えないと素っ気無く答えていたのをふと思い出しました。
寒けりゃウイスキー飲めばいい!というぶっきらぼうな語り口の何とも型破りで自由な感じに憧れたものです。
神社近くの湧水で喉を潤し、小猿園地と書かれた休憩所で激辛カップ麺と握り飯の昼食。
残ったお湯でホットココアも作って一服。
普段こんな甘いのは飲みませんが、山では格別ですな。新しい発見でした。
ぼんやり景色を眺めていると、ふと谷の下の方からアサギマダラ(蝶)がフワフワ漂いながら近付いて来ました。
こんな華奢な体で1000Km以上もの渡りをするという事がにわかには信じられませんが・・・時期的にはこれから台湾辺りまで南下するのか?
行先は風任せでござんす!と木枯らし紋次郎気取り?で見る見る遥か高所まで舞い上がっていきました。
何かさっきの野田さんとも重なるような・・・
下山の途中、カンアオイらしき?を見つけてパシャリ!
確か天然記念物ギフチョウの食草だったか?
ギフチョウってこの辺りにもいるのか?等と考えながら下山。
麓に近づくにつれ野球場からの子供達の歓声が大きくなって来ました。
来週は宇連山、或いは明神山? はたまた鈴鹿方面にするか?
行先は風任せでござんす!なんてね・・・
結局は天気次第でござんす!