花見の時期ですが・・・寒の戻りやら週末の荒天続きで悶々としております。
ちょっと前には屋久島では1時間雨量が120mmに達した!なんてニュースもやってましたな。
この数日腰の具合も思わしくなかったので、ある意味静養の恵みの雨!と良い方に捉える事に(笑)。
で、ちょっと遅くなりましたが、弱々しく腰を擦りながら3月末の渥美トレイルでの鮎川源流ルート調査の報告なんぞをポチポチ打ち込んでおります。
10:30~ いつもの大山トンネル北口の登山口から、まずは山頂方向に。
20分程で鮎川源流方面への分岐に到着。案内板には豚寝南口の表示。
豚寝と書いてトンネルと読むんですな(笑)。
前日の雨で足下がやや緩く幾分滑り易くはなってますが、
前回の清田池の時とは違って傾斜も緩やかで薄暗いオドロオドロしさも無く、ルート自体も割と分かり易くなっています。
程無く、この辺りが・・・鮎川源流の始まりか?と思われるチョロ沢も確認。
快晴で開けた谷筋は木洩れ日の眩しい事!
強風が木々の葉を揺らす音と鶯をはじめ数種の野鳥の囀りも心地よく、思わず口笛吹きながら歩いてましたな。
何故かトトロの曲?がグルグルと頭から離れないおじさん(笑)。
冷静に考えると、山の中でこんなおっさんには絶対遭いたくないですな。
暫く目印のテープを探しながら下降していると、ここでもイノシシ(豚コレラ)対策のフェンスが! ご苦労様です・・・
地図で見る感じ、この足下辺りを(大山)トンネルが通っているのか?
その後は右の沢伝いに左手にフェンスを見ながらの割とはっきりしたトレイルになっています。
いつしか沢もはっきりしてきて、
小さな滝壷もあったりで、強風でそよぐ木の葉の音に混じってせせらぎの音も徐々に賑やかになってきます。
野鳥の囀りも心地よく、
これまでの沢谷歩きからイメージしていた暗く深閑とした森の中とは明らかに趣の異なる世界が広がっています。
大きなサルノコシカケ?を見つけたり、足下にはショウジョウバカマかな?と思われる植物がまばらに点在する一角があったり・・・
草蘇鉄の新芽もにょきにょきと、沢沿いのルートは生命感に溢れていて飽きさせませんな。春になったという事なのか?
あちこち写真を撮っていると、ん?何かプカプカ浮いて流れてくるものが・・・
あれは大きな桃!(笑)ではなく、夏蜜柑かな?
よく見ると流れの緩い手前の渕にも幾つか浮いてます。しかし・・・一体どこから?
何だかすぐ傍を道路が通っているとは思えないような、時間や空間を超越した不思議な感覚にもなってきます。
更に進むとルートに沿って山側に石積みの壁が。
何所だったか?で見た山城跡風の結構な手のかかった年代物の様にも見えますが??
或いは・・・沢伝いに何か作物を作っていた土止めの名残りなのか?
この地域の歴史的な背景なんかも調べてみたくなる様な興味も出てきたり。
ここで人工物が出てくるという事は、経験的にゴール(トンネル南口)も近いのか?
時刻は11時20分。
初めて辿るルートもここまでは特に大きな不安も無く経過というか、こんな清々しい感じの山歩きは久しぶりの様な・・・なんて事を考えながら歩いてましたな。
続きはまた次回②で。
日々の鍛錬は大事です!