鮎川源流でトトロの歌を口ずさむおじさん?・・・②

変なタイトルで済まん済まん。

前回の鮎川源流攻略の話の続きです。

shiriagosan.hatenablog.com沢沿いに踏み固められたルートをゆっくり辿っていると、木々の葉の間から穏やかな山の稜線も見える様になってきて、

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北西方向という事は・・・この前良く分からずに彷徨っていたサシバ方面が見えているのか?

それにしても青空のやけに眩しい事!

だんだんと車の走行音や、ゴオーッと腹の底に響いてくるトンネル内からの車の反響音がはっきりとしだす頃、前方が明るく開け出口らしきが・・・

えっもう着いちゃった?という何か急に現実に引き戻されるような寂しい感じもありつつ、あれま!という感じでトンネル南口の道路沿いに出ました。

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車が数台駐車出来る広場になっていて、こんな場所にこんなスペースがあったっけ?

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鮎川源流を踏破?してほっとしたら、急に腹が減っている事に気づきましたな(笑)。

何となく気が張っていたとはいえ、水分補給すら忘れていたとは・・・

握り飯の海苔で咽たりしながらもなんとかお茶で流し込んで、その後しばしの休憩。

さて、ここからどうするか?

ちょっと迷いましたが、薄暗い単調なトンネル(1.3km)を北口へとぼとぼ戻るのも何か虚しい感じがして、さっき攻略したばかりの源流沿いに分岐まで戻る事に。

南口から再び森の中へ。

あらためて逆に辿るとまた何か新鮮な感覚で・・・

先程のショウジョウバカマ?やら、クサソテツ(コゴミ)?ゼンマイか?の写真を撮っていると、

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あちこちにこんなのあったか?と目を疑う程の結構大ぶりの岩が転がっていたり、ルート上に何とも気味の悪い筍の様な?突起物も。

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たしか・・・マムシグサだったか?

更に緩い登り勾配のルートを進むと夏蜜柑?を発見!

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結構高い所に実をつけていて、・・・それでさっきは気付かなかったのかと納得。

ルートの中ほどから次第に勾配がきつくなってきます。

呼吸を整えながら、何故か再びトトロの曲を口ずさんでいる自分に気が付いてひとしきり苦笑しておりました。

そうさせる何かがありそうですが・・・良く分かりませんな(笑)。

分岐に戻ってきたのは12時10分頃。

この後は・・・

見晴らしの良い岩場なんか?で昼寝も良いが・・・

レーニングついでにシデコブシでも見て帰るか!

稜線の分岐から歴史コースを椛峠まで一気に北上、椛口(なぐさぐち)へ。

ここの自生地は国の天然記念物に指定されている由緒正しいシデコブシなんですな!

ある程度予想はしてましたが、見物客や高齢の登山者グループで過密渋滞に。

・・・・・・

遠くから写真だけ何枚か撮って退散(笑)。

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桜もシデコブシもまた来年か・・・
この後、農道沿いにトンネル北口の駐車場へ。

そういえば・・・ネットで調べたら、鮎川下流には実際鮎が生息していたとの記事もありますが、渥美半島の太平洋岸で?にわかには信じられませんな。

それでも、伊良湖赤羽根の沿岸ではたまに稚鮎が針にかかる事もある様で、もうちょっと詳しく調べてみる価値はありそうですな。

駐車場への道すがら、だいぶ使い込んでよれよれの地図を眺め、これで渥美トレイルも大体8割方は攻略出来たか?

なんて事を考えながら見上げる空には・・・弾道ミサイルじゃなくて(笑)、眩暈がするほどの爽やかな青空が広がってましたな。

 

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隊長、土筆を発見! あっ小便かけてしまいました。