渥美トレイルで蔭凉寺へ。・・・①

渥美半島の最高峰、越戸(おっと)の大山!

と言っても327.9mしかありませんが、この大山を含む渥美トレイルで今回も未踏のルートを攻略してきましたよ、奥さん!ハアハアッ

 

10時ちょいすぎに大山トンネル北口の登山口からスタート。

気温14度ですが風もあって山の空気は肌寒く感じます。

鬱蒼とした木々のトンネルに分け入って程無く杉の植林帯に変わる頃、

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ん?フェンスに行く手を阻まれる事態に。

イノシシ対策の説明書きに、そういえば・・・この地域はここ数年コレラに悩まされてきた経緯がありましたな。

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この後も結構な範囲にフェンスが張り巡らされているのを確認。

今回のルート上もその後4回程、もっとか? ゲート開閉の儀があって、はじめは「ご苦労様です!」なんてカラビナロックを開閉してましたが、だんだんストレスに(笑)。

結構なコストとそれ以上に労力も掛かってそうですが、効果の程は如何なものか?

あれこれ考えていると、家族で下山してきたチビッ子に「これから厳しい登りが続きますが頑張って下さい。」と冷静に励まされたり(笑)。

まあ、傍目には虚弱体質の酸欠おじさんに見えなくも無いか?

植林帯の急登から稜線に出ると・・・汗ばんだ背中や首筋が吹き抜ける強風で一気にクールダウン、青空が眩しいぜ!

山頂方向に進み、次の分岐で椛峠に向かうメイン(北)ルートへ。

臍岩~観音岩~要所要所で小休憩しつつ、春先の羽化したての蝶やら草花の芽吹きもちょっと期待していましたが・・・ほとんど生命感のないトレイルが続きます。

椛峠から先、見晴らしコースの急登を登り詰めるとT字路になっていて、足下に一輪だけ咲いているツツジ?を発見!

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写真を撮っている所で雨乞山からの高齢グループと情報交換。

しかしまあ元気ですな。

はい飴ちゃん!と懐かしの甘露飴に氷砂糖も貰いました(笑)。

分岐を左折(北西側)、蔭凉寺方面のルートへ。

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すぐに弁当岩に到着。ここは何も考えずにぼんやり遠景を眺めているのが本当に心地良いお気に入りの場所です・・・が、若い男性の先客一名が何か無表情で自撮り棒も駆使して(写真の構図に悩んで?)ウロウロ行ったり来たり、邪魔しない様に取り出した握り飯も仕舞って(笑)、先に進む事に。

・・・・・・

このルートは200m先のタコウドという小ピークを経由して内湾側の麓の蔭凉寺に続いていますが・・・

あまり利用されていないのか?鬱蒼と荒れた獣道風の感じに、これまでも何となく足が向きませんでした。

タコウド(ピーク)は名前がペイントされた大きな丸太杭が立っているだけで、危うく気付かずに通り過ぎる所でした。

ここから意を決しての進軍も両側から笹やシダ類?の草木が腰の高さまで覆いかぶさって足元も良く見えないルートや急傾斜の下りやら・・・道迷いしない様に結構神経を使う時間が続きます。

ほぼ下り基調で、たまに右手に木立の間から陽を浴びてキラキラ光る海水面がちらちら見え隠れする様に。方向的に三河湾が見えているはずだが・・・初めてのルートは常に何かしらの不安が付き纏いますな。

コンパスで方向をチェックし念の為スマホも・・・案の定、位置情報サービスは機能せず(笑)。

時間的にはぼちぼち建物が見えてくるはずだが?

含みを持たせつつ続きは次回に(笑)。

 

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プチ緊張感が病みつきになりつつあるこの頃。