衣笠山でプチ遭難からの生還!と言う話。・・・①

今週のお題「冬のスポーツ」

私の場合、冬のスポーツと言えば近場のトレーニング登山ですな。

釣りやサイクリングはこの時期特有の暴力的な強風で成立しない事も多いので・・・

休日の朝、雪混じりの雨も降り止んで徐々に青空が広がってきたタイミングで田原市衣笠山へ。

 

今回は北東斜面の蕨沢新道(登山道)を攻略するという(小)探検に!

こういうの昔から好きですな(笑)。

ちょっと大げさですが、初ルートという新鮮な感覚と一抹の不安も抱えつつ、最近この手の刺激が無くなっていて・・・渇望しておりましたからな、うんうん。

ちょっと奥さん!あんたも「美佐子つまんない・・・」

なんて膝抱えて悶々としとるんでないの? 

人生に刺激は大事って・・・

あっ、済まん済まん山登りの話でしたな。

10:20 衣笠山の麓にある藤七原植物群落湿地の駐車場に着。

気温7度、強い北西風で体感的にはかなり冷たく感じます。

厚手の軍手にスパッツも装着し、念のため軽アイゼンもザックに。

何しろ(小)探検ですからな、エヘヘッ

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駐車場から、山の北側中腹にあるパラグライダー場に続く林道が通っていて、200m程歩くと入り口の案内板が見えてきます。

以前、目印のテープを頼りに辿って見ましたが、ちょっと尻込みするほど鬱蒼とした藪道で・・・落ち葉がこんもり積もった急傾斜を木の枝に掴まりながら何とか30m程進んだ所で先のルートもはっきりせず断念した経緯がありました。

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前回の傾向と対策から、今日は唐笠岩側の入り口から下降して行く逆のルート選択に。

緩やかな勾配の林道をスタート地点の唐笠岩に向かいます。

蕨沢という名称と等高線の感じから谷筋沿いに南東方向に4~500m程下るルートの様ですが・・・

迷った時もGPSで現在地を確認して、最悪南西方向に進路を取れば距離的には直ぐに林道に戻れるな等とエスケープルートも想定しながら歩いている内に体も温まって一気に汗が吹き出してきます。

道端のガードレールにもたれ衣類の調整をしていると、

落ち葉の吹き溜まりにメジロの群れがちょろちょろ。人慣れしているのか?食事に夢中なのか?直ぐ近くまで寄ってきます。

近くで見ると本当に綺麗ですが・・・どうにも写真は上手く撮れず(泣)。

 

10:40 唐笠岩着。そこからもう少し道路を上がった所に入り口案内板を発見!

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これがまたビックリする様な傾斜で、周囲の木に掴まりながら滑らない様慎重に足の置き場を選んでの下降で結構神経を使います。

スマホで位置情報を・・・

なんて事も考えてましたが、扱い慣れていないからか?途中でフリーズやら言う事を聞いてくれなくなって・・・まあ想定内ですが(笑)。

結局、地図とコンパスで地味~に現在位置を確認しながら歩を進めます。

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気付くと森の中はあれだけ強かった風もメジロのチュンチュンも一切遮断されて無音の何かスピリチュアルな感覚にもなってきます。

なんて言いながら、まあ・・・スピリチュアル自体良く分からんのですが(笑)。

急斜面の下降は、いつしか小さな沢沿いのルートになり、この辺りから左膝に軽い痛みと言うのか?違和感を感じつつも、

「あっ、キノコ見っけ(笑)。」

果たして、しりあごおじさんは無事生還出来るのか?

長くなりそうなので続きはまた次回に(笑)。

 

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  アンタ道迷いしかけたってホンマか?
   そうなん(遭難)です。

   ・・・寒いな。

 

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