コロナ絡みの状況もあって、最近は専ら近場の渥美半島の田原アルプスや渥美トレイルなどトレッキングルートの未踏部分の攻略にいそしんでおります。
大体、田原アルプスなんてよくもまあ大それたネーミングなんか付けちゃって・・・と初めは思ってましたよ、正直ね(笑)。
せやけど奥さん、これが中々どうして懐が深いというか灯台下暗しというのか?
コロナ禍でもなければ気付かなかったかも知れませんな。
今朝もいそいそと準備を整え、しりあご探検部(現在約1名で活動中!)の一行?は渥美半島の森の中へ。
いつもの様に大山トンネル北口に車を止めて、今回は渓谷コースの清田池までのルートとサシバ峠を調査に。
サシバ峠に至っては、地図上のルート表示も破線になっていて?途中で途切れているところなんざ、何だかピオレドール賞レベルの探検の予感もしてきますな(笑)。
稜線の分岐からまずは臍岩(地図上では250三叉路)を目指します。
この250というのは標高?或いは何かの番号なのか?
ネットで調べても良く分からず・・・
ここから西に清田池を目指して鶯の囀りなんか聞きながら歩を進めると・・・何となく寂れて荒れた感じも想定していましたが、登山道自体は分かり易く200m程先に分岐の案内板を確認。
えっ、ここから?
清田池への入り口はちょっと躊躇してしまう程の薄暗い急斜面の谷へ迷い込んで行く様なイメージで、思わず案内板を二度見(笑)。
踏み跡も無く、目印のテープを辿りながらの下降に。
フカフカの落ち葉や木の根に何度か足を滑らせながら薄暗い涸れ沢沿いの道無きルートは単独行にはやや心細くて結構精神も削られる様な・・・こんな所をいつまでも彷徨っていたら、その内仙人や妖精なんかも出てきそうですが(笑)。
地図上は300m程の下降で7本桜のポイントを通過となってますが・・・
急に不安になって地図で確認。
ここでもスマホの位置情報は機能せず(笑)。
と、直後にルート上に桜の老木を発見!
周辺にも立ち枯れた様な物も含め数本それらしきを見つけましたが、ここがそうなのか?何ともはっきりせず。
涸れ沢沿いは野生動物の水場や泥浴びする蒐場にもなっているのか?ほじくり返した様な跡と足跡らしきもちらほら確認出来ます。
傾斜は幾分なだらかになってきましたが、足下は徐々に軟弱になっている様な・・・
と、前方の木々の隙間から青空ものぞいてきて、急に前方が明るくなったと思ったら・・・
あれっ?
前方に水場らしきもキラキラ光っているではないか!
暫く暗闇を彷徨っていたので、青空の眩しい事。
気分的にはシルクロードの彷徨える湖ロプノールを発見!くらいのインパクトがありましたな。
雨量の関係か?だいぶ干上がって水位が下がっている様に見えますが、それでも清田池は解放感のあるロケーションとたっぷりと水を湛えた想像より大きな池でビックリ。
久々の陽射しに、岬風に張り出した砂利の上で一休みし、特製握り飯とお茶でエネルギー補充。
山奥のプライベートビーチ感?とでもいうのか何か変な事言ってますが(笑)、ここで味わう握り飯はそれはもう極上でしたよ。
さて本日のミッションの1つはクリアしたが、次のサシバ峠は手ごわそうな。
何しろルートが破線で途切れていますからな(笑)。
靴紐締め直しながら、しかしまあ苦労して降りてきたフカフカの落ち葉の急傾斜をまた登り返すのかと思うと・・・
続きはまた次回②に。
隊長、トリュフを発見しました!