2021年秋のサンマはどうなる?

9月に入って陽が落ちるのが早くなりましたな。

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夕方の公園では耳を澄ますと夏を惜しむ蝉の合唱に交じって、秋の虫の音も優雅に聞こえてきます。

ちょっと早いですが、秋と言えば・・・

そうそう、奥さん今年のサンマの漁獲量や値段気になりませんか?

半月ほど前だったか?どこかの漁港で1匹3500円の値が付いたという憂慮すべきニュースもありましたが・・・

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8月末のニュースでは、根室市花咲漁港で91.7t以上の初水揚げを伝えていました。

パチパチパチ!(拍手)

前年の6tからの大いなる回復ぶりといった取り上げ方をされていますが、ただ・・・問題はこの後コンスタントに漁獲量が確保出来るのか?ですな。

ここ最近では2008年の343,225tをピークに去年は29,566tまで激減していて、グラフなんかで見るとこの10年ちょっとの間に急激な右肩下がりでこの先漁獲は見込めないのでは?と思えてきますな。

水産庁海況予測というのがあって、今年の8月~9月上旬は昨年を上回るが、2019年を下回ると出ています。

これらの判断材料から、あまり期待するのもどうかと思える状況ですが(笑)。

shiriagosan.hatenablog.com

就職したての頃、仲間内で会社の寮の屋上に集まって煙にむせながら七輪で焼いていた頃が懐かしいですな。

誰が呼んだのか?良く知らないちょっと年上の女の子も二人ぐらいいたりして。

皆何となく浮足立ってそわそわしながら髪型を整えてみたり(笑)。

当時、近所のスーパーのセールで一匹70円位だったのを覚えていますが、大量に買い込んで七輪だけでは足りずにU字溝に網を載せて一気に並べて焼いていたものです。

新入社員の自分はひたすら大根のおろし業務に励んでおりましたな。摺っても摺っても山盛りの大根おろしがあっという間に空っぽになる状況に、どこの馬鹿がこんなバカみたいに食べてるんだ?などとあきれながら摺ってましたが、

「おーい新人君、おろし急いでね~。」

等と煽られ、

サッポロ黒ラベルビールをやけ飲みしながら摺っていたらそのうち無性に腹が立ってきて、

「お前らよく聞けバカヤロ、もっと味わって食べろ!バカヤロ!」

と怒鳴っていたのを当時の抜けるような青空と一緒に思い出しますな。

皆ゲラゲラ笑ってましたが(笑)。

腹いっぱいになったら屋上に寝転がって吸い込まれそうな空を見上げタバコふかしつつ、順番に職場の気になる女の子の名前を叫んだり、消費税反対!等とシュプレヒコールを上げる漢もいたり(笑)。

あの頃のちょっと焼きすぎて一部炭化したり皮が焦げてパリパリになりつつも脂ポタポタのサンマはそれはもう極上の味わいでした。

一緒に焼いたソーセージも美味でした。

良い時代でした・・・

今年の秋は、庭先に七輪据えて当時の味を再現したいと思っていますが・・・

ただ、まともに手に入るのか?値段もさることながら大きさは?脂の乗りは?

新聞の記事よりスーパーの広告の方が気になるこの頃(笑)。

かれこれ2年続きの不漁を耐えてきましたでな。

臥薪嘗胆?どうかヌカヨロコビに終わりません様に。

 

マスク無しの生活が先か?

はたまた脂の乗った秋刀魚が先か?

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   あんたなあ、散歩が先や言うとろうが!