以前母の日をうっかり忘れての失敗談の記事をウップしましたが、今日は暇ですけん、父の日について信玄餅に渋いお茶なんぞも啜りながら、静かに考えてみたいと思います。
「母の日」と「父の日 」、一見似ている様で認知度と待遇面で全く別物の両者。
何を大げさなとお思いの方も多いと思いますが、この大バカ者いいから黙ってそこに座りなさい。ハアハア･･･
母の日についてはもう説明の必要も無いほどの記念日の王道、演歌界の美空ひばり的な国民行事の感がありますが、その象徴としてのカーネーションの存在も大きいですな。
父の日のイメージは時期的には紫陽花あたりか？
対して父の日はどうでしょう。何か、ついでと言う感じは否めませんな。日陰の存在とでも言うのかな、だいたいち ち の ひって言い難いですよね。
ちちと言う時の口の形や顔の表情も、何か無理して笑っている様な間抜けな感じがするし、父という漢字自体よくよく見ると、反省してうな垂れている様にも、或いはお詫びしている様にも見えて来ますな。
なるほどそうだったのか！と変に納得したり･･･
更には、ちちって･･･何か善からぬ妄想に走ってしまいそうな危うさもありますね。えへっ、えへへ･･･って貴男もそうなんでないの？
実際、父の日が何日か言える人がどれ位いるんでしょうか？
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だいたい、「亭主元気で留守がいい！」なんて標語？もあったり。
昔から普段は臭いだのゴミだの邪魔だの散々な言われ様で、洗濯物も分けて洗われたりと。そうそう、知り合いの娘さんなんか、父親の事を「あの人」と呼んでいるとか･･･
最近職場でハラスメントの講習や資料の回覧等増えてますが、今なら完全にアウトですけどね。それでも世の父親はひたすら耐えてきた訳で･･･涙無しには語れませんがな。
その証拠に、このブス！と言われて世の女性は泣き叫び、憤怒にうち震え、やれセクハラ！だの、裁判だ！となる所を、 世の父親たちは、このハゲ！と言われても、「･･･確かにハゲだしなあ。」で収めてしまう訳ですな。
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まだまだあるのですが、これ以上はもう世の父親があまりにも不憫なので割愛。
で、上記の様な下地というのか前提を踏まえてですね、父の日オメデトウ！と、まあ何でもいいんですが･･･安倍川餅か何か貰っても、どんな顔して応じれば良かとですか？
去年だったか？少し年上の先輩は、娘さんから脳トレの問題集と言うのかな？を貰ったそうで、正直ショックで瞬間頭の中が真っ白、暫くはどう対処したら良いのか分からなかったとの事。
でも、頭真っ白･･･って、あんたそれこそ認知症の初期段階では？
さらには、「明るくも真顔で『これ以上ボケない様にね！』って言われちゃったよ。」
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ねえ、恐ろしかでしょう。
なまじこんな記念日があるもんだから、変に気をもんでしまうという点で、個人的には無い方が楽なのですが、皆さんはいかがですか？
さあて困ったぞ･･･
分かった。もううざかけん、こっち見んで。
