寝坊助の息子が珍しく早く起きてきたので、犬の散歩ついでにカメラも持って初夏？の花々や風景の写真を撮りに。
写真① 水の張った田んぼにずり落ちて慌てた直後。
起きがけはやや肌寒さを感じていたのに、道路に出たとたんに犬の方にスイッチが入っていきなり興奮マックス、引きずられる様に小走りでついて行くしりあご親子。程なく息も切れてきてすこし汗ばむ状況に。
そうだよな、何処ぞやではもう既に30℃超えた所もあるんだよなー。
5月に入ってから急に羽虫や蜂類が増えてきたなーぐらいの印象はあったのですが、近所の畑ではビニルの覆いの中でメロンが直径8～10㎝程に成長しているのを見つけ写真をパチリと１枚。田んぼも水張りの時期と思っていたら、既に苗の植え付けが終わっている所もちらほらで、またパチリ。
写真② トンネル(半円形の支柱にビニルをかけた覆い)の中のメロン。
良く見ると、田んぼ脇の草むらで蛇が日向ぼっこしているのを見つけて、またパチリ。直後に、今度は水路沿いの土手の斜面にアオスジアゲハがせわしなく飛んでいるのを見つけ、何とか写真に収めようと近寄っていくともう少しの所で逃げていくという何時ものパターンを何回か繰り返し(結局撮れず)ていると、今度は子供が別の蝶を発見。
写真③ 念の為に調べてみたらアオダイショウでした。
大型の黒い羽根でクロアゲハか？オナガアゲハかな？等と考えながら小走りで接近。
独特のフワフワと優雅に漂う感じの飛翔に、急速に昆虫少年の頃の記憶が甦り、すぐにジャコウアゲハと確信。
確か･･･体に毒素を持っていて、鳥など天敵に襲われる心配が無いので急いで飛ぶ必要もなく、こんなに優雅に飛んでいられるんだった様な･･･。
思えば、40年近く前の記憶だが、後で調べてみようなどと思いつつ、草むらに止まった一瞬を何枚かカメラに収めたのですが、すぐに液晶モニターで確認すると残念なピンボケばかり。＊すぐに確認が出来るのはデジタルの便利な所ですね。
気をとり直して、道端の木立の下でカメラのモード設定を確認したりしている所で、ふと目の前の草葉にメスのジャコウアゲハが止まっているのに気が付いて、これには鳥肌が立ちましたね。瞬間、早起きは三文の徳という言葉が頭をよぎったりしつつ、その距離何と1.5ｍ程。初めからいたのか？飛んで来たのか？少々焦りながらも息を殺して脅かさない様にパシャリ。
写真④ ジャコウアゲハ(♀）＊欠損しているが本来は後翅に長い尾状突起がある。
1時間程歩いて家に帰ると、玄関に近所の農家の方からの箱いっぱいのお裾分けトマトが待っていました。これも本日２度目の早起きは何とやらか？
写真⑤ 豪快な頂き物。
