連休最終日、ふと近所の畑道でも走ってくるかと思い立ったのが、午後2時過ぎ頃。特に何があったという訳でもないのですが、何となく家でくすぶった感が嫌になり「このままでいいのか俺！」と、思わず叫んでいましたね。良く分からないまま「ようし！」とも思いましたね。
夕方から雨の予報もあってどんよりした天気でしたが、風も弱く何とか持つだろうとの希望的観測で急ぎ準備を。
写真① シューズは昔からアシックス一択。よく見ると蜂が止まっている。
最近は、若い頃のイメージさながらに出だしは軽やかなのですが、300ｍほどでまず急激に息が上がってきますな。程なく脚のバネも無くなって次第に靴底のバタバタ音が気になる様に。うん、何時もそう。
いやはやもうとにかく脚が前に出ない。いやストライドが伸びないというのかな？どう頑張っても出ないんですわ。代わりに汗はよーけ出ますな。もういいと言っているのに恥ずかしいくらいに出てきますな。
上半身と下半身の動きもちぐはぐになってくるし、昔の走りのイメージは不思議と鮮明に記憶されているだけに、何とももどかしくなってきますが･･･。
しかし、ある時気が付いたのです。単純にペースが速すぎたのだ！こう書けば実に簡単な事ですが、恐ろしいことに長い事自分で分からなかったんですわ。
それからは時計を見ながら、ペースを考えて走ることを意識するようにして徐々に楽に、そして距離も延ばせる様になってきました。そのことで、調子に乗ってくると無意識に少しづつペースを上げてしまう悪い癖にも気付きました。脚の運びも試行錯誤で摺り足に近いピッチ走法風の走りに修正。
今にして思えば無意識に若い頃の走りを取り戻そうとするあまり、かえって昔のイメージが色々な所で邪魔をしていたんですな。
で、5月に入って既に30℃を超える所もちらほら有るようですが、今日はＴシャツと短パンではちょっと寒いかなと薄手のウインドブレーカーも用意。が、走りだしてすぐに必要なかったなと、小さく纏めてボトルポーチのバンジーコードに固定。
写真② 愛用のボトルポーチ。左右のポケットに小銭、携帯、補給食も入る。
最近は人や車の少ない畑道を走ることが多く、たまに羽虫の集団や農薬攻撃に遭う事もありますが、今日は気持ち良く走れたので思い切って距離を延ばし海の方へ。
砂浜も普段ならサーファーとルアーマンがひしめきあって、下手に車で浜に降りると簡単には引き返せない程の混雑になる事も多いのですが、見える範囲で釣り人が2人程といちゃいちゃアベック？が一組。あいつら波打ち際で何かいけない事してるんですわ。ドブに片足突っ込んで濡れろ！と思いましたね。あと、サーフィンやっている強者はさすがに1人もいませんな。
砂浜に降りた所でスタートから1時間ほどが経過。既に結構太ももにきています。
軟らかい砂浜に脚をとられながらゆっくり走ったり、時々歩きながらガラス石(最近はシーグラスというのか？)を探したりで、後半は誰もいなくなった海で大声で”泳げたいやき君”を歌いながら走ったりも。あと、”走れ正直者”も。
何にしても海は良かねー。気持ちが軽くなりますね。体は重いが･･･。
ジョギングの目的は人それぞれでしょうが、私の場合は、
①大汗かいて帰ってからうまいビールを飲む為。
②特になし。
③特になし。
の順になります。
写真③ 海(砂浜)で拾ったガラス石 本日の収穫。
3時間くらい（内、休憩と歩きが1時間程）走って最後はちょっとエネルギー切れになりながらもなんとか家にたどり着きました。
ふらふら汗だくの状態で、急ぎシャワーを浴びながら思わず、
「あいたー、ビール冷やしとらんかった！」
･･･自粛生活まだまだ長引きそうです。
