花粉の時期というのもありますが、不要不急の外出を避け慎ましくビデオなんかを観ております・・・って、いい加減もう飽きてん(笑)。
こんな時にNHKの「歩くひと」というドラマを見ていると、無性に外に出たくなって困りますな。
「ちょっと散歩に行ってくる。」と、ふらっと出かけた所でいつの間にか色々な場所に迷い込んで土地の人との触れ合いや不思議な体験をしたりと、だんだんシチュエーションも奇抜に大胆になっている様な・・・
延々と続く砂浜で意識朦朧行き倒れになったり、たしか豪雪地帯の渡世人(江戸時代か?)という設定もあったな。
そのうち、ウユニ塩湖とか月面辺りも歩いていそうですが(笑)。
見ている方も県またぎで民間の自粛警察辺りに注意されないか?って
心配で冷や冷やしますな(笑)。
結構人気なのか?この前も特別編③を放送していました。
久し振りにようし!と思いましたな。
皆出かけて誰もいないので、庭の犬に「ちょっと走りに行ってくる!」と告げて気になっていた近くの里山へ。
落ち葉の絨毯をを踏みしめ踏みしめ・・・
木々のトンネルを抜けると・・・
名も無き桜の名所にタイムスリップ。
ほぼ人も皆無で、しんと静まり返って無音の世界に。
桜もちょうど見頃で贅沢な時間を堪能、ちょっともったいないくらい(笑)。
ただ・・・
桜ばかり10分も見ていると、ちょっと飽きてくるんですな(笑)。
「歩くひと」のドラマ内ではここで訳あり風の美女やキャラの立った爺さんなどが登場するのですが・・・猫一匹出てきません。
・・・・・・
かろうじて、足元にベニシジミを見つけました。
白一色の世界でマンダリンガーネットやカーネリアンを思わせる深い宝石の輝きを放っていました。 ・・・たぶん(笑)。
帰り道では道路脇の土手などに結構な数の菜の花が。
今まであまり意識してませんでしたが、目に優しい黄色が周囲の緑と調和しながら陽光を受けて神々しく輝いています。
太腿辺りに疲労を感じつつ緩い坂道を喘ぎながら走っていると、
沿道の菜の花が文字通り黄色い?声援で励ましてくれている様な感覚になります。
いやはや、済まん済まん!
「ただ・・・走っているだけです。」小さく呟いてみたり(笑)。
最後はかなりのペースダウンで文字通り「歩くひと」を実践。
走りながら
愛でるのは 菜の花くらいが 丁度良い
ふっと思いつきましたが、あれっ?誰かの句だったか?
オデは・・・草むらで うたた寝くらいが 丁度良い。