自宅キャンプの夜明け・・・③

自粛生活の更なる延長がほぼ確定の様相、退屈しのぎと運動不足解消も兼ねてのDIYでしたが、あいにくの雨降りに、今更ながらですがネットやユーチューブで塗料について勉強をしております。

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       写真① 自粛生活が長期化の様相。

というのも塗料には水性と油性の物があるくらいは知っていましたが、ホームセンターに行って初めて浸透タイプとか、造膜タイプ・・・んっ、何の事だ?さらに、薄め液の目安は5%以内?、濃度の調整がいるのか?とか、皮膚についた時は石鹸水でよく洗い、何々?痛みがある時は医師の指示に・・・だと?

ここら辺はやたらと?マークだらけになって読んでる方も読み難いだろうが、刷毛の指定(白毛、ゴマ毛ニスバケ)まであって、だいたいゴマ毛って何だ?と、説明を読んでいる内に何だか良く分からない不安感を覚え、俺は何かいけない事をしているのではないのか?とさえ思えるように。 

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                                 写真② 今回使用の塗料と刷毛。

思えばガンダムのプラモデルに水性塗料を塗りたくって愉悦に浸っていた子供の頃から

かれこれ40年近く、知らないうちに塗料の世界もまた複雑に進化している様です。

刷毛に至っては、まず棚に並んでいる種類の多さにびっくり。用途や種類別に細分化されていて、塗料の種類を指定するものもあり、一度家に戻って傾向と対策を考える必要を感じた次第です。

 

なるほど、塗料はもともと油性塗料が始まりであっただとか、本来は塗装のプロが扱う塗料が次第に一般家庭でも使われるようになり、安全性と利便性を追求する形で急速に塗料の成分自体が進化発展してきたのか。

ふむふむその一つが水溶性塗料の開発であり、現在ではその弱点とされてきた耐久性でも本家に肉薄するレベルまで向上している物もあるとか何とか。 

塗装本来の性能(表面強度、耐久性や外観等)は油性の物にはやや劣るものの、

① (ほぼ水分の蒸発だけなので)低刺激で匂いがあまり気にならない。

② 水道水で洗い流せるので、クリーニングや刷毛の洗浄が楽に出来る。

③ 乾燥後もある程度は洗い落とせ、ミスの修正も可能。

 等の利点が挙げられ、今回の簀の子塗装は外庭の雨対策用なので、上記の説明なら油性塗料がベストなのでしょうが、素人(私の事ですね)の入門や練習にはこの水性塗料から入るのが間違いないと、しりあご(息子)も言っています。

 

もう一つ、浸透タイプと造膜タイプの違いについては、保護成分が木材の内部に浸透して腐るのを防ぐのか、表面に硬い膜を作って保護するのかの違いで、これも仕上げの質感や用途によって最良の選択が出来る様にもなっています。

良く分からないまま値段と勢いで買ってしまった塗料でしたが、結果的にはこれで間違いなかった様です。

塗料について細かく見ていくとどんどん複雑な化学の世界になっていく為(嫌いではないが)、基本的な事をある程度理解した上で安全に使用することは大事だなと、今更ですが反省しつつ、改めて今回使用の塗料缶の説明をきちんと正座して見直してみました。

ある程度知識を入れて(勉強して)から読むと、難解だった専門用語も言葉の意味合いも割りとすんなり理解出来ますな。

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                                写真③ 取り扱い上の注意書き。

ただ、せっかくこちらが低姿勢でにじり寄っているのをいいことに、あいつら「これは何かの嫌がらせですか?」と言う程の小さい字で、途中から「・・・もう、字が小さすぎて見えねーよ!」と急速にギャオス化していく己(私の事ですね)をなだめつつ、「ハズキルーペを買いなさい。」と、静かに思いましたね。

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                                     写真④ 作業の様子。 

久しぶりの筋肉痛と何か熱っぽいだるさ?疲れ?を感じつつこの文章を打ち込んでいま

すが、・・・あれっ?これって、これで味覚が無くなってきた何て事にはならないだろうな? などと若干の不安も感じつつ次回へ。