自宅キャンプの夜明け・・・②

朝から職場のおばちゃんたちの話題は、政府の配布するいわゆるアベノマスクの異物(虫類、髪の毛?等)混入や良く分からない染み?を受けての回収騒ぎについて。

メディアの皆さんへ、職場の平和の為に火に油を注ぐ原因になっている総理の映像を極力控えていただけませんか?と、お願いしつつ皆様いかがお過ごしでしょうか?

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                                    庭先で見つけたツツジの花。

 そのような喧騒をよそに、私は小指の爪の生えぎわのささくれと闘いながら、独り静かに庭キャンプの準備の事など考えておりました。 

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                                          庭先の番犬。 

最近よく見かけるピラミッド型の大きめのワンポールテント(というのかな?)を中心に、個人用の軽量タイプも欲しいし・・・、有事の際の避難用はどうするんだ?などと、イメージだけはどんどん膨らんでいきます。

 

 あっ、そうそう まずは庭の水はけ問題だったな。

子供にけしかけられてホームセンターに調査に行ったんだったな。 

前回の下見でのイメージとテントの床面積等を考慮し、土台(雨対策簀の子)の大きさは大体180㎝×240㎝程を想定。

これくらいあればおおよそのテントに対応出来るかな?などと、何分素人が雑誌やネットの情報を基にあれこれ考えながらのお気楽でアバウトなイメージですが・・・。あとは、これまでのテント登山の時の記憶なんぞも、あれっ?記憶が・・・

 

で、またまたホームセンターに買い出しに。

何と、ホワイトウッドのワンバイフォー材(248円)が198円まで勝手に値下がりしていました。税込みですよ、奥さん!

うれしい誤算にまたしても個人的に祝詞を200回程も上げてしまいましたよ。

簀の子板は約180×9×2㎝のホワイトウッド材を並べて、それを3.5cm角の角材でビス固定するだけと、DIY初心者にはうってつけの工作くらいに考えていたのですが・・・、実際に揃えるとなると、元々の寸法の誤差や板の反り、一部の欠けやひび割れなど中には結構目立つ物もあり、そこはそれDIYではちょい先輩の息子が慎重に選定していきます。

 

大体、180×120㎝の簀の子2枚分の作成をイメージしていたのですが、持ち運びも考えると仕上がりの重量も気になってきたので、息子と相談して急遽作戦変更で180㎝×60㎝サイズ×4枚に。

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                           今回使用の塗料(水性、浸透タイプ)と刷毛。  

 腐食防止のコーティング剤と刷毛も購入で5000円程払って、鼻息荒くしながら家に帰り、子供らに急かされながら大急ぎで昼飯食べて、早速木材の表面保護塗装へ。

慣れない作業で塗りむらや液だれに最後までうまく対応できないまま、それでも何とか2時間程で終了。4月下旬にしてはちょっと熱いぐらいの天気も奏功して、40分くらいで大方乾いていました。

が、思いの外の重労働に弱々しく腰のあたりをさすりながら立ち上がると、久しぶりに軽い立ち眩みに。

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                                           作業風景。 

1回目の塗装が終わると、今度はビス止め箇所の寸法取りと目印を付け、インパクトドライバーで穴開け作業に。材質が柔らかいので面白い様に作業が進みます。陽が陰ってきたので更にスピードアップで、今度は38㎜のビスを打ち込んでいきます。改めて電動工具の便利さに感動しつつも何とか最初の試作品が完成した時には辺りはすっかり暗くなっていましたとさ。

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                             試作品1号の完成。辺りはすっかり暗く。 

ここで息子がこの簀の子に名前を付けようとあれこれ考えて何故か「妹子」と命名。一生懸命考えてそれかよと変な脱力感に襲われつつも命名の理由を聞くと、名前に特に意味は無いとの事。それ以上その会話は何の発展も見せずにこの日の作業は終了。

 

家に戻って、今度はパソコン開いてテントの物色。前々からMSRの新製品のワンポールテントの購入を考えていたのですが、あれれっ?何処を探してもソールドアウトの表示に。この4月発売の新製品がですよ、奥さん!!

「・・・そうか、そう来ましたか。」と天を仰ぎつつ、再び弱々しく腰のあたりをさすりさすりしながら次回へ。