長年愛用のガスバーナーがかなりくたびれて来たのを機に、新しい相棒をあれこれ探しておりました。
かれこれ20年以上の付き合いだったんですな!
当時はテントでもザックなんかも軽量コンパクト全盛で、このバーナーも当時の最軽量?が売りだったような・・・
で、燃焼機器の世界がどの様に進化しているのかも含め、去年の秋頃からあれこれ実際に見て触れて吟味しておりましたが、意外にも当時の物が幾つかほぼ現役で頑張っているのはちょっと驚きでした。
それはさて置き、
これまでの経験から個人的にバーナーに求めるものは、
①何よりも風や低温に強い構造!
特に厳寒期の強風下での湯沸かしに苦労してきた身としては、湯沸かしだけならジェットボイル(モンベル)の類が熱効率の点でも最適なのでしょうが・・・
ランタンなんかもそうですが好みやこだわりが出るというのか?
更に調理など汎用性も考慮すると、また事情が変わって来るんですな。
販売店でもバーナー類はコレクターも多いと聞きましたが、分かる気がしますな。
②低重心で簡単には倒れない事!
これも非常に重要でして、これまで何度泣かされた事か(笑)。
ソロクッカーをセット、改めて見るとかなり危険な組み合わせ(笑)だったのですな。
③シンプルで丈夫な構造。
短時間で楽にセット出来るのも重要!で、疲労している時ほどそれを感じますな。
逆に以前こだわっていた重量や収納性については・・・
実践使用で犠牲にしている部分も多い事を体感してきた身としては、あまり意味を感じなくなっています。
燃料についても幾つか選択肢がありますが、私の場合火力と信頼性で昔からOD缶一択です。*ガソリンバーナーはその魔力?にのめり込みそうな惧れがあるので、敢えて距離を置いてます(笑)。
そんなこんなで幾つかピックアップして、色物に浮気したりもしながら絞り込んだのは低重心の分離型タイプでした。
唯一の不安はホースや接続部分の強度ですが・・・
何気に寒冷時に火力を維持する機構や、風対策にも最新の技術が盛り込まれている様で、まあ・・・ゴトクは4本なら尚良かったのですが(笑)、実際手に取ると結構軽いのに剛性も高く、何より点火して炎の立ち上がりの美しさに工業製品としての精度の高さを実感、しばらくうっとり眺めていましたな(笑)。
早速庭先で春玉葱多めのクラムチャウダー三重県菰野町産ブロッコリーを浮かべて!と、焼きリンゴパイ風?あんずジャム載せを調理、食後のSWISS MISS ホットココアミックス(お湯を注ぐだけですが)で締めて、使い勝手の良さも実感。
近々計画中の明神山辺りでグアテマラ産挽き立て豆で淹れた珈琲なんて格別でしょうな!などと想像しつつ、悶々とする日々ですが何か?
オデは骨付き肉を想像しつつ・・・あっ涎が。