歴史上の人物が次々に消えていく?

雨続きの連休(泣)。

撮り溜めの録画番組(歴史物)を幾つか眺めながらあれこれ考えておりました。

ええそうですね、暇ですけんね(笑)。

縄文時代の頃の我々のご先祖様について、これまでの想定より高度な栽培植物の品種改良を行っていたり、複雑精巧な編み篭などの技術やその伝承を示す発見等が相次いでいて、歴史の教科書の内容も激変しそうな勢いですな。

shiriagosan.hatenablog.com思えば10年前、いやもっと昔か?

聖徳太子問題というのがTVや新聞でもちょっとした騒ぎになりましたな(ならんかったか?)。

教科書から聖徳太子が消える? 当時はかなり衝撃的なニュースでした。

本当に実在したのかどうか?のそもそも論から、過大評価されているとか余りにも神格化され過ぎでは?等、様々な議論がなされた様ですが、あろう事かお札にもなったあの肖像画自体も本人かどうか疑わしくなっているのだとか(笑)。

で、教科書的には聖徳太子像などと表現を濁しているようですな。

そう言われると・・・卑弥呼やら聖徳太子もそうですが、その業績や存在自体がミステリアスすぎて、子供ながらに何か出来過ぎと言うのか?うさん臭さも感じてはいましたな(笑)。

ちょっと、奥さんも同じ様に思っとったんでないの?

聖徳太子という名称も死後に付いたもので、本来の厩戸皇子で表記すべきだとか・・・

調べてみると、2021年のネット記事では教師や研究者からの反発が強くて結局聖徳太子の名称の方が残る事になったとか(笑)。

また最新の研究でそれまでの蘇我馬子との対立?の構図は修正され、むしろ推古天皇も含めた3人の協力関係で政治を行った事も分かって来たようですな。

更に調べていくと、

これまでの暗記詰込み型の授業や試験への反省の意味合いも含めて、文科省でも乱立する歴史上の人物を大幅に整理し、すっきりさせようという動きがある様ですな。

史実や中央の政治への影響度を重要視した再編が検討されていて、その流れで武田信玄や、そのライバル上杉謙信なんかも極端に言えば中央の政治には影響の少ない地方の1大名として削除されてしまう事に。

う~む、それでいいのか?

あの坂本龍馬も・・・

明治新政府の要職を歴任した西郷、大久保、木戸らとの比較で、中央の政治に直接関与していないとの判断らしいのですが、これには炎上の予感も(笑)。

なにより武田鉄矢の心中は如何ばかりか?

何て事を思っていたら・・・ネット記事の中に同じ様なコメントを見つけて、しばし苦笑。

この辺りの記事は大体2017年前後の物が多いので、今現在の教科書がどうなっているのか?は非常に興味深い所ですな。

で、調べていたら他にも出るわ出るわ!

鎌倉幕府の成立年が1192(いい国)年から1185(いい箱)年に変わっていたり、

元寇の神風も直接の勝因では無かった?とか、鎖国(政策)自体存在していない?とか、何とも興味を引く事案が次々と・・・

暇潰しのつもりが逆に何とも楽しくなってきて、連休最中ですがパソコン相手に引き籠りオジサンになってしまいそうで(笑)困ったなこりゃ。

奥さんもほらっ、何だかもう教科書の内容が気になってウズウズしてるんでないの?

 

嘉吉の変、正長の土一揆永享の乱・・・こんなんも要らんやろう。

大体・・・ 記憶にも残っとらんし(笑)。