身近な巨樹が気になるこの頃!

NHKBS放送の超巨大杉を捜索せよ!は見ごたえある屋久島の貴重な原生林をはじめ険峻で迫力満点の景観を堪能しました。

shiriagosan.hatenablog.com録画して何度も見てますが、どうも自分はこの手の巨樹や巨大生物がめっぽう好きなんですな(笑)。フェチなんて言うんですかね。

shiriagosan.hatenablog.comで、余韻冷めやらず勢いで世界の巨大樹を調べて見ると・・・

ちょっと奥さん、高さではアメリカのコースト・レッドウッド(ヒノキ科セコイア属)が、なな何と115.61m!

100m超の木が存在すること自体驚きですが、あのセコイア属と聞けば何となく納得も(笑)。

幹回りの太さではメキシコのエル・トーレ(ヒノキ科ヌマ杉属)で、これはTVで見た記憶がありますが、入り組んだ幹が複雑すぎて測り難い?のか、36mとも45mとも言われる何ともアバウトな数値で(笑)、複数の木が合わさって一本の木の様に見えているのでは?と言う疑念もあるようですが、まあ・・・中南米クオリティとでもいうのか?しかしまあ圧巻の迫力で可能なら直に見て見たいものですな。

国内でも幹回り24m以上の蒲生の大楠(鹿児島県)の他、主に九州に多くの巨樹が確認されています。

身近な所では新城市鳳来寺山の参道からだらだら続く石段の途中に屹立している傘杉も国内最大級の60m前後の高さを誇り、ここを訪れる度に真下から見上げては軽い眩暈を楽しんでおります(笑)。

ちょっと前に暇潰しで立ち寄った砥鹿神社(の裏山?)で見た欅も幹回りが8m以上あってみたらい欅と呼ばれているそうですな。

スマホ写真ではスケール感が上手く伝えられませんが・・・

ようし!と思いたって図書館でその手の資料を探していると、奥さん見っけましたよ!

愛知の巨木(中根洋治著 風楳社)は、樹種毎に結構な数の巨樹が写真入りでリストアップされた垂涎のお宝本でした。

幹回り10m以上の巨木も幾つか紹介されていて、迫力ある画像に暫しうっとり。

ただ・・・

ここで紹介されている多くの巨樹について、その置かれている状況は未来永劫繁栄安泰子々孫々平穏無事と言うわけにはいかないようですな。

まあ考えて見たら巨樹と言うのは、

① 往々にして寿命を終えつつある老木が多い。

② 大きいと強風や落雷等のリスクも。

③ 同様にウイルスや病害虫の標的にもなり易い。

う~む! これは大変ですな。

写真で紹介されている巨樹の多くが枯死や枝折れ等での衰弱、開発での伐採・・・

既に現存しない物も結構ある様で・・・

ならば現存する内にこの目にしっかり焼き付けておきたい!

色々調べていたら、最近好んで出かけている奥三河地域もこれらの宝庫のようですし、

紅葉目当ての人混みを避けて閑かに五平餅でも齧りながら巨木巡りサイクリング・・・なんてのも何だか楽しそうですな。

取り敢えず今週末辺りにでも ・・・

等と画策しながら、辛抱堪らず実はもう幾つか見て来ましたよ、奥さん!ハアハアッ

因みにこれは・・・ 豊川市の銀杏だったか?

長くなりそうなので続きはまた次回に、デヘヘヘッ。

 

                 凛とした空気に朝陽が眩しいぜ!