2月13日の福島沖の地震は、久々に何とも嫌な記憶というのか緊張が甦る感覚でした。
震源地から遠く離れた我が家(震度2)でも吊り下げの電灯がゆっくりといつまでも揺れていました。ぼちぼち寝るかというタイミングでしたが・・・
しばらく寝付けず、以前何かのTV番組で震災時に役立ったアイテムとしてガムテープが紹介されていたのをぼんやりと思い出していました。
shiriagosan.hatenablog.comいわゆる布テープですが、あれ正式名称は何と言うんですかね?
調べてみると・・・、この手のテープ類は名称も含め複雑で種類も多く却って混乱してしまった(笑)ので、書き手の一方的な都合で敢えてその事には触れずに話を進めますが、この布テープが本来の用途以外にも使い手のアイデアと度量次第で何にでも変身してしまう懐の深さに目から鱗!でした。
震災時の例で言うと、
細い棒きれにくるくる巻けば箸にもなり、小皿やちょっとした容器も作れ、紙縒りの様に捻りながら伸ばしていくとまあ何という事でしょう!物干しロープに変身。
瓦礫を繋ぎ留めた梯子なんかも紹介されてましたな。
あとガラスの補強や飛散防止、ブルーシートの穴傷の補修、捻挫した時のテーピングやサポーターの代用から、焚火の着火剤にも使えたとか。
その他すね毛剥がしや煩い人の口に貼ったりも・・・
強度も十分なのに手で簡単にカット出来る点や、接着力の割にべた付かないのも美点ですな! 賞味期限も気にしなくていいし、きっと性格も素直でさっぱりしとるんでしょうな。ワッハッハッハッ!
防水性を持たせたツルツルの表面処理ながらマジックで字も書けるし、何げに重ね貼り出来る点なども地味ですがよく考えられてますな。
ただ・・・実力は折り紙付きなのに何か日陰の存在といいますか、もっとアピールしても良い様な気がして何だかいじらしくもなりますが、
いえ、ワダスは・・・そったら大それた事、皆様の役に立でれば・・・
などと何故か東北訛りで顔真っ赤にして呟いてそうですが(笑)。
個人的に関係者を呼び出して表彰したいくらいですな。
ねえちょっと奥さん!こうして見ると布テープの見方が変わってきませんか?
防災グッズの中に是非、あと車の中にも1つあると心強いですよ。
そういえば昔、驚くほど安いテープに喜んで飛びついたら巻きも恐ろしく短くてあっという間に無くなったなんて失敗もありましたな。皆様も御注意を。
後は・・・収納性ですな。
裏技的に、ギュッと押し潰して芯を取り除くと幾らかコンパクトには成る様ですが・・・それは幾ら何でも不憫で。
出来れば2~3㎝幅で巻きもコンパクトなビニール絶縁テープサイズが有れば良いのですが・・・メーカーさんどうでしょう?
まてよ、或いはもう有るのか?
何しろ今は令和の時代ですけんね。
何はともあれ、良い機会なので防災グッズの点検でもしてみますか。
備えあれば嬉しいな!と云う諺・・・え、違うって?