すり鉢山でデトックス&現実逃避? ・・・②

すり鉢山登山の続きです。

shiriagosan.hatenablog.com山の話をすると、よく「独りで山道を歩くのって怖くないですか?」と聞かれますが、逆に楽しくって仕方ないのだが・・・変か?

怖いと言えば・・・

寧ろ、今流行り?の森の中で一夜を明かすソロ天幕泊の方がよっぽど怖くね?

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話が逸れてしまったが、尾根筋を無心に歩を進め、次に目指すオオトギス(211m)は展望の利かないピークでした。

給水と写真を撮って通過。

日和見登山愛好家としては153P方面も気になる所だが・・・そのまま当初の目的のすり鉢山を目指して七ツ山方向に。

木洩れ陽が眩しい尾根筋を目的のすり鉢山の山容なんかも想像したりあれこれ考えながら、ちょっとした現実逃避感も楽しんでいると・・・

時折、遠くで微かに聞こえる暴走バイクの騒音や、これは・・・学校のチャイムか?といった生活音で強制的に現実に引き戻されます(笑)。

と、不意に再び視界が開けて眼前にごつごつした岩の壁が!

この岩塊をエイヤッと攀じ登ると・・・AM8時35分、すり鉢山に到着!

パチパチパチ・・・(拍手)

登山口からここまで休憩やや多め(笑)で一時間程の行程は・・・

例えばねえ奥さん!

人生が嫌になる時とかほら良くあるでしょう。

ええもう私なんかしょっちゅうですよ。

そんな時に、例えばほっかほっか亭のり弁400円也(税込)に豚汁130円也(税込、七味付き)も抱えて人知れず山に分け入り、祝詞を上げて昼寝して帰って来る現実逃避&デトックスプランなんかに丁度お誂え向きだと思いませんか?

あっ、そうそう豚汁は弁当と一緒に購入すると100円(税込)だそうですよ!

 

話が逸れてしまって済まん済まん。

146mの低山ですが、思っていた以上に見晴らしも良く高度感も有りますな。

頂上の岩塊は一部切り立った崖状で結構なスリルも味わえます。ウヒョ~

近くの渥美トレイルのルート上にある弁当岩にも似た雰囲気で、居心地の良い空間ではあるが・・・それよりこの山名の由来が気になっていて、どこがどう擂り鉢なのよ?

ググッて見ても良く分からず。

しかしまあ・・・青空も眩し過ぎてクラクラ目眩がしますな!

目的達成という事で、コンビニ握り飯とスニッカーズポカリスエットという微妙な組み合わせで腹を満たし、一眠りして帰るか?

とも思いましたが、何となく物足りなさとその先に連なる七ツ山のピーク群が気になって、そこはほら日和見ハイクの気ままさですけんね、一時間程行ける所まで行って見る事に。

七ツ山は文字通り7つのピークが連なる山塊で、その昔・・・

渥美半島をドライブ中にこの山が見えると、本当に7つ峰があるのか?子供と数えるのが恒例になってましたな。

その山をこうやって歩く日が来るとは・・・ちょっとした感慨に浸りつつ最初の第七峰に到着。

そこから尾根伝いに所々藪こぎ風の箇所もありつつ、六峰~五峰と辿っていると・・・

あれっ?何となく似通ったシチュエーションの連続に、同じ所をグルグル彷徨っているような狐につままれ感(笑)に。

「大丈夫か俺?」

そうこうしながらも丁度1時間で第三峰まで確認した所で、勇気ある撤退を決断。

近い内にまた来ますけんね!

木々の合間から覗く海は大型のタンカーが行き交い、時間も止まったかの様な感覚は何だか・・・眠気も誘いますな(笑)。

帰路は徐々に西風が強くなり、時折見え隠れする三河湾は写真こそ陽光を浴びてキラキラと輝いて見えますが・・・

実際には心なしか薄墨色に燻んでいて、何だか寒そうに見えましたな。

 

 その後、サンテパルクの産直店で土産を買うて

 芝生広場で小便と昼寝して帰ったちゅう訳やな。