休日の昼過ぎ、モンベルのカタログ眺めてレインウエアの品定めをしておりました。
ええそうですね、暇ですけんね(笑)。
あれこれ目移り・・・って大体、種類が多すぎるねん(怒)。
かれこれ30年、いやもっと前からか?
釣りでも登山でもレインウエアはゴアテックスの物を愛用しております。
ただ、今もそうですが当時はかなり高価でしたけん、何度か安い別素材の物に浮気しては改めてゴアテックスの完成度を再認識させられるという結果に、最近はもうこれ一択になっていますな。
現在でもこの防水透湿性能を凌駕する新素材は開発されていないというのが凄い所で、さすがNASAの宇宙工学!と言いながら実の所は良く分かってまへんが(笑)。
前置きが長くなって済まん済まん。
今回は登山用の軽量コンパクトな物を探しておるわけですな。
シビアに己を追い込むような登山はとうに卒業してこの頃は緩~い低山ハイクが主体ですけん、天気が怪しい状況で無理する事も無くなりましたが、経験的に山の天気は予報も当てにならない事が多く・・・ 或いは、雨男度が高いのか?
雨具類は、予備の水分(ペットボトル)や何かと用途が多い細引き(ロープ)等と共に御守り代わりに常備するのが習慣になっています。
さて、最近の登山用具全般に言える事ですが、買い替えの度に勝手にどんどん軽量コンパクトになっていく印象ですな(笑)。
突き詰めていくと、結構なコストに扱いもシビアで割り切りも求められたりしますが・・・山の雑誌の軽量化特集でレインウエア(上着)も100gに迫る様な物もあって、現在愛用の物の三分の一程の重量ですけんね。
ゴアテックス インフィニアム ウインドストッパー ファブリクスという軽量新素材の登場で更なる軽量化が実現したようですな。
肝心の耐久性は・・・
販売店でも聞いてみましたが、当店では2~3回の登山でダメになる様な商品は販売していません!
と胸を張りつつも、確かに岩角に擦れたり枝に引っ掛けたりピンポイントでのダメージは従来品よりデリケートで取扱いに注意は必要とも。
使う側の技量も試される?
モンベルもバーサライトジャケットとレイントレッカージャケットがこの軽量素材を使用していて価格も同程度、実物を見比べても違いがよく分からず??
よくよく調べたらゴアテックスフイルムに張り合わせるナイロン生地のデニールと言う単位なのか?バーサライトは10デニールで、レイントレッカーの方は20デニールの表示に。
デニールとは?単純に糸の太さだと思っていたのですが、調べて見ると・・・
奥さん、面白い事が分かって来ましたよ!
糸の太さは撚り方や密度、断面の形状などで一様ではないので、糸の長さ辺りの重量を数値化した物など幾つかの表示法や単位が国により、また用途に応じて使い分けられている様で、読み込むほどに混乱するという(笑)。
長くなるので割愛しますが、業界でもその辺を整理すべくISO(国際標準化機構)の基準に合わせて「テックス」や「デシテックス」表記を推し進めて来たものの、中々市場に浸透せず?却って従来のデニール等の複数の表記が混在乱立する状況になっているのだとか。
話が逸れて行ってスマンね。
で、更に絞り込んでいくとバーサライトジャケットは軽量化と漏水対策、縫製箇所を極力無くすべくポケットまで省くという潔さで、その男気に?購入決定!
驚きの軽量コンパクトで、ザックに常備するエマージェンシー用と言う今回のコンセプトにもぴったりの満足の選択が出来ました。
パチパチパチ・・・
備えあれば嬉しいな!って格言・・・えっ間違っとる?