火星移住には生体の改造進化が必須・・・って本当か?

今週のお題「30万円あったら」

いつか・・・宇宙旅行がこれくらいの値段で行ける日が来るのだろうか?

なんて事がふと頭をよぎった雨の週末 (-_-;)。

ビデオの録画予約で番組表をチェックしていて、最近宇宙開発関連の特集が多いのに気付きました。

10年前ならまだ夢物語の様に思っていた宇宙への移住計画が具体的になって、各種シミュレーションやデータ取りの段階に入っているんですな。

早い物では2030年に人類を火星に送り込む!計画があったりするでな。

 

宇宙と言えば・・・

春先のスペースX、更にその前の国産ロケット打ち上げ直後の爆破のニュースも個人的には結構ショックでしたが、記憶に新しい深海での潜水艇事故からも、人類は奇跡の様な高度に保護された環境下でしか生きられない!という事実を突きつけられた様な気がしますな。

で、火星移住の話ですが・・・

火星までの距離って、最接近時でも75,280,000Kmもあるんやで。

と言われてもピンと来まへんが、現在の技術で片道260日程かかるそうですよ。

そう広くない宇宙船に閉じ込められたまま・・・オジサンなんか3日も我慢出来んでしょうな、うんうん(笑)。

考えただけで精神が逆上する?様な息苦しさを覚えますな(笑)。

 

この火星までの距離や時間の問題を解決すべく、

最強生物クマムシの生態の研究から、人類の耐性強化や冬眠状態で移動する為の生体の改造進化?なるものまで大真面目に研究が進んでいるのだとか。

ロケットに乗り込んで一眠りして目が覚めたら火星に着いていた!

なんてのが理想ですが、これって・・・浦島太郎などの昔話の顛末や着想ともリンクしてくるところが興味深いね。

ただ、無重力空間での長期移動というのはそう単純では無くて、

食料や水、酸素にその他必要な物資も結構な量になるし、運動は?病気になったら?

安全の担保は?精神状態のフォローは?

現地での調査も含めると往復2~3年程の長旅は避けられないし、遠く地球を離れて極限状態の環境で長期ミッションに耐えうる事が果たして出来るのか?

・・・・・・

 

前置きが長くなりましたが、

火星基地シミュレーション 隔絶された365日の記録(NHK BS101)という火星での生活活動を想定した実験や各種データ取りの様子を放映していました。

ハワイ大学が行うHI-SEAS(ハイシーズ)と名付けられた火星探査シミュレーションですが、かれこれ10年以上も前からNASAの支援を取り付け、実証実験を行っているんですな。

場所はワイ島マウナ・ロア山で、見渡す限りの溶岩台地にベース基地が設置されています。

ここはイメージ的にも火星の表面に近い環境条件でもあるとの事。   

この場所で1年間もの長期に渡り隔離された環境下での人間の精神状態や体調の変化等様々なデータ取りの他、生活のすべてが研究対象になっているようです。

メンバーは宇宙生物学者や医者、物理学者、エンジニア・・・各国から選抜された様々な肩書きの男女6名の若者。

国籍も肩書きも違う初対面の男女混合若者たちの極限の精神状態下でのドキュメンタリーは果たして如何なる結末に?

その昔、男女7人・・・なんてドラマも思い出しましたが、近頃の安直なドラマなんかよりよっぽど面白そうではないか?

ポテチでも齧りながらじっくり鑑賞してみますかな、雨降りだしね(笑)。

しかしまあ、火星との気の遠くなる様な距離感を基準にあれこれ考えていると・・・

月面旅行や宇宙エレベーターなんてのは、割とお手軽技術のように思えてくるから不思議ですな(笑)。

 

 オデもいつか桃太郎と鬼ヶ島に行くんだ!

 猿とは・・・ 上手くやって行けるやろか?