縄文人のイメージがどんどん変わっていく?

4月下旬に入ってもやたらと繰り返されるニューヨーク州の司法試験の報道に、

・・・もう飽きてん(笑)と小声で呟き、弱々しく腰を擦りながら撮り溜めのTV録画を視聴しております。

そこでふと気付いたのですが、ここ最近やたらと古代史を扱った特集が目立ちますな。

特に謎の多かった縄文時代が、最新の発見や研究成果でより鮮明になってきた様で・・・かれこれ30年以上前の教科書の記憶?を辿ると、

狩猟移住が主体の縄文時代とその後の稲作定住型の弥生時代があって・・・

そうそう、出土した土器に縄目の模様がついていたから縄文(時代)と呼ぶんだったか?

エッヘッヘッ、その程度の知識ですな(笑)。

って、あんたもそう変わらんでしょう。

平成以降の世代になるとまた違うのか?

大分以前に、あなたは縄文人弥生人か?なんてのが話題になりましたな(ならんかったか?)。

確か・・・ウインクが出来る出来ないで判断するとか?耳垢が湿っているか?とかって余計なお世話だよ!なんて思ったり(笑)、何となく縄文人弥生人は別物の様な捉え方をしている事に違和感を覚えたものですが・・・素人があれこれ疑問や思考を巡らせた所で結局はうやむやで分からんわな(笑)。

あらためて最新の情報で整理を!と思ったのですが、これがまた諸説紛々喧々諤々のカオス状態というんですか?、素人には却って分からなくなるという(笑)・・・

まあ大雑把に、日本(列島)がほぼ現在の形状になったのが100万年前頃で、我々の祖先が日本に上陸したのは約3万年前として・・・

縄文時代は大体15000年前から、次の弥生時代までの2000年前頃と結構長期に渡っていて、ヨーロッパでは新石器時代に当たると言われても・・・良く分かりませんな(笑)。

DNAの解析で、最初に南方系の縄文人が日本に渡ってきて、その後北方系のアジア人が幾つかのルートで遅れて合流?徐々に混血して今の大方の日本人を形成している様ですな。

話があちこち寄り道して中々本題に進みませんが・・・済まん済まん。

それでね、奥さん!

15000年前の竪穴住居跡の発見や、

13000年前の土器に付着していた大豆の原種とされるつる豆が3500年前には3~4倍に肥大していて、大きい豆を選別して栽培する品種改良が綿々と受け継がれていた可能性も示唆されるようになったり、

稲作の伝来とともに大陸から入ってきたと思われていたゾウムシの仲間がそれより以前の土器と一緒に発見されたり・・・これまでの弥生時代のイメージにかなり近かった様で、定住型の狩猟栽培民なる新たな表現の生活様式をこの頃のご先祖様達はほぼ確立していたようですな。

更にこの時代に笹竹類を薄く割いて底は丈夫な網代編み、側面は飛びござめ編みからござ目編み、更に横巻き付け編みを巧みに使い分け縁止めは矢筈巻縁と、驚くほど複雑精巧な編み籠が発見されたり、謎の多い土偶についても植物の精霊説なる新たな見解が紹介されていたり・・・

聖徳太子武田信玄坂本龍馬・・・お馴染みの歴史上の人物が教科書から消えつつある状況も含めて何十年か先、孫の面倒見る機会なんかがあっても、下手に宿題も教えられなくなる?

或いは間違い?を逆に指摘されたり・・・というのがオチですか?

ボケ防止も兼ねて、古代史なんかは5年置きくらいにはチェックしておく必要がありそうですな。

 

 春バテの次は5月病に梅雨鬱、夏バテ・・・ イベント目白押しですな。