山の日に水問題を考えているオジサン。

池上彰さんの番組で水の特集をやってました。

ええそうですね何でも見てるんですよ、 暇ですけんね。(-_-) 

でね、番組中にハンバーガー1個に何リットルの水が使われているのか?

と言う質問があって・・・

最初は、何の事か?問題の意味がよう分からんかったんですな(笑)。

で、結局何Lなのかって?

それがねえ奥さん、なな何と2400L

え~っ、どっからそんな数字が?って思わず二度見しましたがな。

一般的な家庭の浴槽が200L程として12倍の量!と言われても何だかピンと来ませんが。

そういえば学生の頃の安アパートは・・・

体育座りで入るというか?嵌まるというのか?これ以上は無理と言うくらいミニマムな浴槽やったな(笑)。

世界がもし100億人になったなら(スティーブン・エモット著)

と言う本の中で紹介されているバーチャルウオーター(仮想水)の概念が元になっている様で、ハンバーガーに使用される原材料の小麦や野菜類の栽培に必要な水分量を算出しているわけですな!

で、よく見たらそのほとんどが牛肉に使われていて、牛の飼育に掛かる穀物食糧や水の量というのは莫大なんですな。牛と言えば、二酸化炭素の排出問題もありますでな。

同じ牛を使う牛丼も2000L、因みにビール一杯に190Lの水が必要と出てました。

私なんか若い頃から相当量のアルコホルを消費してきたので、ちょっと怖い位の量になるんじゃないか?

地図とデータで見る 水の世界ハンドブック(ダヴイド・ブランション著)

は水に纏わる様々なデータを網羅しています。

地球上の水の多くは塩水(海水)で、淡水は僅か2.5%って知ってました?

何々・・・その殆どが南極等の氷床であり、利用可能な河川水や地下水は0.01%か。地球の水を風呂一杯分に見立てると、利用できる淡水の量はわずかスプーン1杯!

ってだんだん心もとなくなってきますな。

世界人口が100億にも迫ろうかと言う近未来に向け、

今後0.01%の飲料水を巡っての抗争激化が懸念されていますが・・・

国内でも中国資本による森林買収が横行している様で、

狙いは豊富な地下水?とも言われてますが、何故かマスコミも政治家も触れようとしませんな(怒)。

これまで水資源については日本は恵まれた環境の様に思ってましたが、アジア開発銀行が纏めた水安全総合評価では5段階評価の3しかなく、世界一安全な水の国と言う神話は既に過去の話になっていて、これには愕然としましたが、水処理の研究開発大学のランキングを見ても、バーチャルウオーターの量や食料自給においても今や日本はかなり遅れた国である事が分かりました。

最近のコロナ絡みの対応のまずさや、ロシアのウクライナ侵攻絡みで小麦をはじめ食料品の価格高騰に翻弄される状況が露呈したばかりですけんね。

・・・・・・

水と言えば、

小さな彗星を取り込んで地球上の(汚染)水の入れ替え?なんて事を大真面目に考えている研究機関もある様で、一昔前なら夢物語の笑い話でしたが・・・

長らく夢であった宇宙旅行が現実の物になっている令和の現代ですけんね!

安全な水の確保と言うのは地球規模の協力体制で臨む必要がありそうですが、今の日本では・・・

なんて事を山の日を機にあれこれ考えております。

 

 オデもいつか桃太郎と月に鬼退治に・・・

 えっ、何か設定が間違っとるって?

 

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