週末に浜松のコストコまで買い物(運転手ですが)に。
混雑を避けるべく開店30分前に着いたのですが、これがまあ駐車場から既にサンミツ?ナンノコトデスカ?と言わんばかりに恐ろしい事に! ・・・だから嫌や言うてん(怒)。
師走を感じさせる混雑ぶりと、のんびりだらだらマイペース妻に徐々にイライラ、気分もぐったり。
所謂ぴえんを超えてパオンと言うやつですか? えっ、ちょっと違う?
車の中でも独りブツブツ・・・(怒)。
帰りに立ち寄った湖西市の売店で、相変わらずのんびりと野菜類を買っていた妻がついでに焼き芋も買ってきました。
1個150円位で安かったから3個も買っちゃった!とヘラヘラ笑ってます。
・・・(怒)
まあいいか、ぐっと堪えて丁度小腹も空いていたので車の中で食べながら帰る事に。
思えば焼き芋なんてかれこれ10年以上食べてない様な気がするが・・・
皮を剥くと、ゆらゆら湯気が立ち上り綺麗な黄金色というのか?透明感ある飴色にしばしうっとりというか、見た目のあか抜けぶりにビックリ!
紅あずまという品種らしいのですが、あたしゃもう瞬間的に焼き芋業界の物凄い進化を感じましたな!
助手席の妻はスマホでカシャカシャ写真を撮っています。
所謂映えるというやつですか?
さて、そのお味は・・・
ハフハフッ・・・ハッフイッ(熱い)。
ちょっと慌てましたが、これがねえ奥さん!想像以上にねっとり柔らかくて、懐かしい芳香が鼻を抜けた後に上品な甘みがゆっくり口中に広がります。
で、これが150円ですよ!奥さん。
安納芋のヒット以降、甘味を追求した品種改良が急速に進んでいるとは聞いておったが・・・もうそのまま高級洋菓子の世界ですな。
家に帰って背筋を伸ばして閑かにしみじみと食するべきでしたな。
何だか苦くて熱~いお茶も欲しくなってきますな(笑)。
余韻に浸りながら落ち葉焚きで焼芋を食べていた頃を思い出していました。
昔(昭和40年代後半)は結構あちこちで見かける光景でした。
三分の一くらいは黒焦げだったり(笑)でしたが、記憶の中の焼き芋はもう少し白っぽくて繊維質(というのか?)で、ジャガイモに近い食感だった様な・・・
近所のおばちゃんがアルミ箔に包む焼き方など教えてくれたり、当時流行った焼きリンゴのお裾分けも貰ったり・・・だんだん思い出してきたぞ。
焼きリンゴに関しては、子供心にそのまま食った方がよっぽど美味いのに・・・と思っていたのも思い出したぞ(笑)。
今では焼き芋専門店も増えているのだとか。
・・・そうでしたかと、焼き芋業界?の驚くべき進化と精進に感動したしりあごさんは、帰りの道中で「焼き芋業界の皆様並びにおいでん村(産直店)のスタッフさん有難う!」と叫んでいましたな(笑)。
今、これを読んでいるあなた。そう、貴方ですよアナタ!。何かもう無性に食べとうなっとるとじゃなかですか?
かく言う私も次の週末辺りにまたひょっこり買いに行ってそうですが・・・。
芋の皮もスタッフ(オデの事ですね)が美味しく頂きました。