買い物ついでに法多山で厄払い!

久々の晴天の休日!

浜松のコストコで買い物ついでに気分も良いのでちょっと足を延ばして・・・

とは言ったものの、さてどこ行こうか?(笑)

温泉やら名所旧跡など車の中であれこれ考えた末に、袋井市法多山へ。

法多山と言えば厄除け!とセットで思い浮かぶ程に良く見聞きするので何となく行った事があるような気になってましたが、実際に訪れるのはこれが初めてでした、デヘヘヘッ。

更には岐阜県にあると勝手に勘違いもしていたり、また一つ勉強になりましたな。

正式には法多山尊永寺(はったさんそんえいじ)と言ってね・・・

などと知ったかぶっていた妻も小学生の頃以来だそうで(笑)。

 

天竜川を越えて暫くはごちゃごちゃした市街地を走り、洒落たレストランなんかも探しながら、講釈は続きます。

医王山(油山寺)萬松山可睡斎)と併せて遠州三山って知ってた?

・・・知らんがな。

法多山には重要文化財が4つもあるって知ってた?

・・・知らんがな(怒)。

車の中で妻の講釈を聞きながら何時しか眠たく・・・

じゃなくて徐々に登り勾配の所々に茶畑が広がる長閑な気持ちの良い風景が広がる中、程無く駐車場に着。

駐車料金200円也を納め、赤い欄干の橋を渡ると川沿いの参道へ。

立派な杉が並び、急に空気感も変わって?何か背筋も伸びる様な凛とした独特の感覚がありますな。

久し振りに来たと言う妻は延々と続く参道に・・・

そうそうこの参道!

10歳頃に家族でお参りに来て、このだらだら登りが続く参道を延々歩かされて不機嫌になった記憶が蘇ってきた様で・・・

初めこそ仁王門の所は良く憶えているとか、空気感が違うね~♪

なんて言ってましたが、

程無く死んだ魚の様な目で口数も少なくなっていきます。

私は私で、一体どこまで続くんだ?何かの間違いやないか?

と思う頃に左手に本堂に続く?であろう長~い石段が・・・ あれま!先が見えんがな。

うげっ!っと声が聞こえたような気がして、この時点で妻は・・・遠い目をして魂が抜かれた様な表情に。

果たして無事辿り着けるのか?

階段を避けて、迂回するように舗装された参道の方をナメクジの様に弱々しく歩を進めます。

登り切った所にトイレとドリンクの売店があって、小休憩。

しかしまあ青空の眩しい事。

本殿(らしき)は更に石段を登ってもうすぐそこに。

登り切った広場の奥には・・・尊永寺の本殿が!パノラマ風に鎮座しております。

デカッ!と思いましたな。

大きすぎてスマホカメラに収まりませんが(笑)、正面から見ると説明書きの文言そのままに鳳凰が羽を広げたような荘厳な・・・

確かにそんな感じですな。

漸く辿り着いた!という安堵感で有難みも倍加されるような(笑)。

しかしまあ広い事!

あれこれ眺めながらようやく辿り着いた本殿でお参りを済ませ、長い石段や遊歩道を下りながらやれやれと一息付きたい所に、団子屋が手招きして待っていて何とも絶妙にプロデュースされているというのか・・・

参道を走る団子組合?の軽自動車を何度も見送りながら、

儲かっとるんやろうな~(笑)。 

何て思ってましたが・・・

妻が言うには、この厄除け団子を地元の方ははなくそとかはなくそ団子と呼ぶようで・・・

調べて見たら、ネットでも出てましたよ!

お供え餅を花供餅と書いてはなくそと読むのか?なるほど納得とは思いつつも・・・ 語感がなあ~(笑)。

飛び込み営業の様な思いつき参拝でしたが、思ったより人が少ないのもあって気分良くお参り出来たし良い運動にもなって・・・厄が落ちたかは定かではないが(笑)、気分すっきりストレス解消にはなったかな?

もうちょい先の紅葉の時期には物凄い人だかりになるそうで、いいタイミングに来れてメデタシメデタシでした。

 

 団子より脂が乗った秋刀魚が食べたかった・・・