鳳来寺山登山記録の続きです。
shiriagosan.hatenablog.com汗だくで鳳来寺の本堂に着いた所まででしたな。
本堂の向いにある休憩所でやけに喉にへばりついてくる握り飯の海苔としばし格闘、少々焦るもお茶で流し込み事無きを得ず。
直ぐ上の東照宮へ向かいます。
鳥居をくぐり、手水舎でお清めを・・・ と見ると、この水を飲むな(衛生検査してません)とか、犬猫に柄杓で飲ませるな!とか、やたらと注意書きが。
・・・まあ、色々あったんでしょうな。
ここから東照宮を左に回り込むように登山道に入ります。
程なく本日初めて同業者に遭遇。木立の陰からいきなり現れたので熊か?と思い焦りましたが、向こうも同じ事を思っていた様で、お互い苦笑しながらの挨拶。瀬戸市の方でした。
木々に囲まれた薄暗い登山道を20分程歩いて鷹打場に到着。急に視界が開ける高度感のある崖の先端です。よく見ると先端部への立ち入り禁止の注意書きも。
・・・まあ、色々あったんでしょうなあ。
聞くところでは鳳来寺の中でも一番のパワースポットと言われる?場所らしいのですが、このパワースポットなるモノが正直いまいちよく分かりません。
えーと、ここで祝詞を200回上げるんだったか? いやいや家族の病気治癒祈願だったな。
それにしても開放感抜群のロケーションは、遠くの山並みのグラデーションも東山魁夷の絵画のイメージと重なり、うっとりするほど幻想的でした。
そうそう!注意して見ると浜松のアクトシティも見えるとは聞いていたが・・・、方角を確認・・・おっ、あれか! 見えとるがな。
ちょっと嬉しかったですね。が、カメラではうまく撮れず。
そよ風が心地よく、景色を眺めながら握り飯とスニッカーズ、そして本堂横の自販機で買ったコーラという変な取り合わせの食事を摂り15分程滞在。
その間、何度も失敗しながら入院中の家族にも鷹打場の写真をラインで送ってやりましたよ。有難いパワーがラインで伝わるのか?といった疑問にはあえて触れずに、これで本日の目的の一つは完了。
後は、山頂に向けて尾根伝いの登りが続きます。
油断すると滑りやすい岩や木の根に足を取られ、何度かバランスを崩しそうになりますが、要所に絶景ポイントも配されて変化に富んだ起伏は訪問者(私の事ですな)を飽きさせません。
徐々に気温も上がり、相変わらず噴き出す汗には閉口ですが・・・
喘ぎ喘ぎ長い急傾斜の尾根を上り詰めた所が山頂!でした。
と言っても、周囲を木立に囲まれ見通しも利かず何か拍子抜けする場所ですが・・・。
仙人の様な高齢の先行者がベンチで食事していたので、邪魔しない様に挨拶だけして、そのまま隣の瑠璃山へ・・・と思ったら、仙人様には不似合いな感じのサクマのイチゴミルクという懐かしい飴を3個貰いました。
山頂から瑠璃山までは数分の距離で、この辺り一帯の眺めが素晴らしいので、鳳来寺に来た時はついでに足を延ばしています。
未だに瑠璃山の山頂がどこなのか良く分かってませんが(笑)。
だらだら長くなってしまったので、続きはまた次回に。
お前話長いんやって何時も言うとるやろうが!