宇連山登山?の続きです。
shiriagosan.hatenablog.comここ愛知県民の森は宇連山や棚山~鳳来寺へのアプローチも含め、広大な敷地内を自由にコース設定出来るのも魅力で、今後も長く付き合えそうです。広い駐車場(無料)や食堂、入浴施設(400円也)が利用出来るのも有り難いですな。
さて、下腹部の危機を脱した安堵感でしばしボ~ッとしていた男(私の事ですね)は、混雑する昼前までに登山ルートや紅葉の状況、入浴施設もチェックして、今後の傾向と対策を練る事に。
7:20 気温6℃、指先や首筋で空気の冷たさを感じます。
地図を片手に宿泊棟や展示館を抜け、Ⓐキャンプ場から伸びる砂利道を辿っていくと、程なく広い遊歩道に合流。
紅葉を愛でながらの凛とした空気感や砂利を踏みしめて歩く感じが何か初詣での頃の伊勢神宮の参道を思い起こさせるような・・・
地図と表示板を頼りに程なく亀石の滝に。
ここから急登の登山道が始まります。
稜線の様子を確認しに滝尾根分岐まで登る事に。
2~3分も登ると、一気に心拍が上がり汗が噴き出してきます。
いやはや低山だと思ってちょっと舐めてましたな。
たまらず途中の岩場でウインドブレーカーや手袋、保温のタイツ(笑)も脱いで戦闘モードに。
この岩の上でパンツ一枚になってしばし景色を愛でる。
ここから木立に覆われ見通しの利かない稜線沿いのルートが続きます。
鈴なんかいらねえな!という程、ゼエゼエハアハア時々ゲホゲホッ(笑)と咽たりしながらもついつい北尾根の分岐まで歩いていました。時刻は9:15。
今日はここまでと握り飯片手に地図を開き下山のルートを模索していると、鈴の音と共に独りの登山者が。
挨拶すると若い娘さんだったのでびっくり!
三ケ日町(浜松市)の自称OLという事で!さんで、登山道に入ってから誰とも会ってなかったので寂しくて死にそうだった!と何ともフレンドリーに話し掛けてくれました。
聞いても無いのに、スマホばかり見ているバカ彼氏に見切りをつけて傷心のまま気付くとここに来ていた・・・とか、何でこんな事喋ってるんでしょうね!とか言いながらゲラゲラ笑っています。
すっかり吹っ切れたのか? 或いは・・・ちょっと壊れちゃったの?
自分もここまでの経緯(う◯◯話ですが)を話すと、再びツボったのか?腹筋が痛いと言いながらヒイヒイ笑ってましたが・・・
「せっかくだし山頂行きましょうよ!」
笑顔で促されると、嫌ともちょっと肛門が痛いとも言えず。
「30分かかりませんよ。」
この一言で糞切りがついた(笑)というのか、ようし!と思いましたな。
「私、案内しますよ!といってもほぼほぼ一本道なんですけどね。」
と言って、また顔赤くしてクククックククッと笑っています。
・・・・・・
何はともあれ、霞んで遠ざかりつつあった宇連山が再びぐぐっと近づいてきました。
スマホバカとは今すぐ別れなさい!