こんにちはしりあご(息子)です。
ついに長期自粛で狂い始めたのか、いつもはあまり多くを語らない父が「おい!、燻(くすぶ)ってないで、燻るぞ!」と良く分からない事を言い出しました。
アウトドア好きのしりあご(父)はテレビか何かで刺激を受けたのでしょうね。さらにホームセンターで目にした燻製関連のコーナーに完全にやられちゃった様です。
そういえば・・・先週末の日曜日に何故か、桜のチップのお試し袋98円也と、同じくヒッコリー(オニグルミ)98円也を買ってハアハア 荒い息をついて興奮しながら帰って来たのです。酔ってるのか?あるいはこいつ・・・クスリとかやってないだろな?
確か、母の日のケーキを買いに行ったんじゃなかったのか? ・・・あんた、よりによって木くずかよ?とも思ったものです。
父ちゃんそんな事よりケーキはどうなったんだ?・・・何でキクズ?
そして僕も燻製についてお勉強を。インターネットで検索すると段ボール箱を使うやり方が多く出ています。だいぶメジャーな方法なんでしょうね。動画などで手順はすぐに理解出来たので、暇な僕が試しにダンボール燻製をやってみることにしました。
燻製用のチップは父が既に買ってきてあるので、あとは道具も食材も家にある物でタダで出来るなら、わざわざ買う必要もないですしね。
とは言っても実際のところ僕は燻製料理なんて食べたことがないので、仕上がりの善し悪しなんて分からないんですけどね(笑)。
今日の晩ご飯あたりで父に”試作品”を食べてもらってそれで成功か失敗かを判断しようと思います。
それではざっと今回の手順というのか実際の様子をウップしていきます。まあ思い付きで、にわか知識なので全て適当ですがご容赦ください。あくまで試行段階ですんでね。
フライパンにチップをのせます。ウッドチップの場合は直接燃やさないんですね。そしてこのチップ、なかなか燃えないんですよ。いったん燃えてしまえば弱火で煙は出続けるんですけど、それまではなるべく強火で火をかけないといけないんです。
最近は調理器具の世界まで働き方改革が流行っているのか、うちのコンロは鍋の温まりを確認するとさぼり始めるので煙が出ないんですよ。
食べ物を置く網を設置します。引っ掛かりにペンの先を使ったのに理由はありません。その辺に転がってたやつです。
フライパンの取っ手がはみ出るので穴開けておさまりをよくしました。
冷蔵庫に眠っていた者たちを適当に引っ張り出してみました。
チップからいい感じに煙が出てきたら蓋をして密封します。ですが少しだけ空気が逃げる穴もあけておきます。
そして待つこと25分後…完成したのはこちら
ん?生ハムの変化が著しいですね、、すみません途中の味見のつもりが気づいたら全部食べてました。ですので引き継ぎ役として牛肉君に変わってたんです。だって生ハムは生のままで十分おいしいんですもん!
そして夕ご飯で父に出したところ、難しい表情で何事か考えてから一言、
しりあご親子とかけて、焦げ付きぎみのスモークチーズと解きます。
その心は・・・ どちらも凄く燻ってます。
いや、味はどうなんやねん!! 大体季語が無いだろ。あっ無くていいのか?
傾向と対策は大体わかったので、次回は父と一緒にもう少しきっちりとやってみます。