箱入り娘というやつか

コロナによる外出自粛要請、公立高校一斉休校により自宅待機生活もマンネリ化してきて、昨日と今日が入れ替わったとしても気づけないであろう、しりあご息子です。

 

また我が家のわんこの話ですが、今日は散歩の話です。普段の散歩ルートは家の周り半径1キロ圏内の畑道などをその時の気分で適当に歩いています。

最近はややマンネリ気味なのか「この道なあ・・・もう飽きてん。」等と何故か関西弁で言ってくるもんですから、僕も「ようし!ほな海まで行ったろやないか!」と思いましてん。

 

このあたりなんか変な関西弁や言い回しになっていますが、要は思い切って海まで足を延ばすことを決意しましてん。

 

早速Google マップでルートを、と。ふむふむコテツの足で片道40~50分程か?悪くないね。なんせ奴は無尽の体力の持ち主なんですから。しかもほとんど車の通らないであろう田舎道、これも悪くない。(と思っていたのですが、この判断がのちに思わぬ悲劇の原因になろうとは・・・)

 

準備をし、いよいよ出発!いつも通り突然スイッチが入ったモーターカーさながらに鼻息荒く引っ張ってくるコテツ君に、「今日の道程は長いぞ、生きて帰るぞ!」となだめ語りかけつつ、釣りでもしてるかのようないつも通りの駆け引きをしながら、出だしは順調に進みました。

 

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                これぞ ‟ザ、ど田舎!”

 

普段は軽自動車さえ近くであまり見る事のないこてつくん。すれ違ったとしてもスピードを落としてくれる優しい運転手さんばかりです。この日も車どころか人一人にさえ会わないまま歩き進んでいきます。

 

そして海を目前にしたとき、とある難所が待ち構えていたのです。

地元の人が通称”死に号線”(県道42号線)と呼ぶ海沿いの道路。

 

しかし、箱入り娘?のこてつくん(です)には大きすぎる試練がそこにありました。スピードに乗った大型トラックがすぐ横をバンバン走って行きます。それが通り過ぎた途端、こてつくんはゴジラでも見たかのように元来た道を必死に逃げていくのです。これは僕でも制止出来ないほどの慌て様でした。確かに犬目線で見たトラックには命の危険さえ感じるような恐怖があるのでしょうね。その後は戦意喪失で弱々しくうなだれている姿に、今日の海デビューは諦める事に、、、無念。

 

ここで豆知識を放り込んでおくと、犬は生後四ヶ月ごろから恐怖心が出るとのことです。ですので何かに慣れさせるということはその期間中やるのが良いそうです。

 

いつも車の迷惑にならないようにと車のあまり走らない道を選んでいたために起こってしまった悲劇です。

 

どんだけたってもハアハア息を荒げ慌てふためいて逃げようとするこてつくんがだんだんかわいそうになり、途中で止まって体をなでているとようやく落ち着いてきてくれました。そうしてまたいつも通りのペースで帰宅していました。

 

海に行く道はもう一つあり、そちらは道が開けており車の通りも常に多いので、犬にも不意打ちの恐怖はないのでしょうか。次はそちらを試してみようと思います。

 

おまけ

 

久々の遠出にこてつくんの体力も0に。

今日から雨なので、小屋でゆっくり休んでください。

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