御当地ゆるパイが気になるこの頃。

今週のお題「これって私の地元だけですか」

ちょっと奥さん!

ゆるパイ図鑑  愛すべきご当地パイたち  藤井青銅 扶桑社

と言う本を見つけましたよ、ハアハアッ。

この手の本を最近妙に好んでチョイスする様になっていて・・・

オジサン何だかもう興奮して、珍しくチョイス!などと慣れない言葉なんか使ってますが(笑)。

ポテトチップスの歴史本にインスタントラーメン図鑑、地ビール紹介本・・・

最近よく見るTVのマツ子の知らない世界なんかも結構影響されてますな。

 

しかしまあ、このタイトルって・・・ 

正直~パイの文字に目が釣られたいうのはありますな、デへへッ(笑)。

ん?って一瞬考えますでな。

これって、他にも何か似た様な・・・

ああそうや!

ネットでよく見かけるアイドルのノーバン(*ノーバウンド投球の略)始球式と同じパターンの奴やん(笑)。

どうでも良いが、この始球式って・・・要るのか?

野球でいえば、派手で大掛かりな高校野球の開会式も 要らんね。

政治や世界情勢等も織り込んだ優等生的な(笑)長文の選手宣誓なんかも・・・要らんよな。

 

話が大分脱線して済まんね。

皆さん、うなぎパイは知っておるね!

鰻の産地浜松ならではの元祖御当地パイですが、ちょっと前に生誕60年なんて情報番組でやっていた様な?

還暦の年ですよ。パチパチパチ・・・(拍手)

1日辺り平均20万本も作られ・・・って、売り上げも鰻上り?相当な物でしょうな。

で、このうなぎパイの成功に、特に地方の同業者や商工観光産業界辺りが「ようし!」と思うたワケですな。

後に続けとばかりに各地で似たような御当地パイが雨後の筍の如く増殖し、群雄割拠狂瀾怒涛阿鼻叫喚状態になっている事をご存じかな?

オジサン全く知らなんだが、この本に紹介されているのは主だった物200種類程ですが、期間限定物や人知れず消えてしまった物、新たな新興勢力など千変万化の様相で、新種や珍種発見も期待出来そうですな。

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寝る前にパラパラ捲って眺めていたら・・・

それぞれの紹介文がまた面白くて、

ラフランス リーフパイ 長登屋(山形県

御存じフランス原産のラフランスですが、あろう事か?原産地の癖に気候が合わない(笑)とかで、フランスでは既に絶滅との事。現在、日本のみで細々と栽培されているって、へえ~ホンマかいな。

ルレクチェパイ きくや(新潟県

同じく洋梨の品種ですが、これまたフランスではもう栽培されておらず、新潟県の特産品になっているそうです。

どうなってんだ、フランス!と著者も心配しておりましたな。

栄枯盛衰とか適材適所とか幾つかのワードも散らつく中、

もう洋梨(用無し)という事か?

後は・・・

どんぐりパイ 日進堂(岩手県も妙に気になりますな。

深山の風味と言うコピーも秀逸で、実際にドングリの粉末?入りの様だが・・・

一口食べて、

「あ~これこれ、正しくドングリだよ!」

感嘆の声を上げたい所だが、食べた事無いので分からない(笑)という著者のコメントが笑えました。

オジサンも椎の実はフライパンで炒って食べた記憶はあるが、味は・・・40年以上前の記憶やけんね(笑)。

ドングリと言えば・・・

この前縄文時代について調べていて、稲作が普及する以前の主な食糧はドングリ類だったそうなので、一口齧るとDNAの記憶の琴線に触れる様な懐かしい風味が・・・

なんて事は、まあ無いわな(笑)。

あれこれ考えていたら何だか無性に食べたくなって眠れんやないか(怒)!

次の週末辺り、峠狩り+道の駅巡りドライブで真面目に物色して見ますかな。

皆さんの地域にも、まだ日の目を見ぬ超お宝レア物の御当地パイが隠れているやも知れませんぞ。

 

 名物無き所にもゆるパイ有り!って、

  お菓子の話はもうお腹いっパイ(笑)。