実のところ・・・抹茶と粉茶の区別がよく分かりませんでした(笑)。
shiriagosan.hatenablog.com素人考えで緑茶を粉にしたものが・・・抹茶?
ぐらいに思っていましたが、職場でも聞いてみて多くは私と同じ様なレベルという事が分かりちょっと安心しております。
ちょっと、奥さん!あんたもそうでないの?
中には異常に詳しい人もいて、碾茶(てんちゃ)とか被覆栽培なんて単語が出た辺りで、こやつ出来るな!と判断して良さそうですな。
この前立ち寄った西尾市の店舗でも簡単なレクチャーを受けましたが、専門用語のオンパレードに途中から脳みそがフリーズする感覚がありましたね。
大体、日本茶の分類だけでも30種類近くある上に、荒茶(摘みたての葉を製茶工場で一次加工した茶)の段階でも、
蒸熱 → 葉ぶるい → 回転揉み → 玉解き・中あげ → 中揉み → こくり・仕上げ揉み → 乾燥 (*煎茶の手揉み茶製法の場合)という工程があるんですな。
更に仕上げ茶にする作業が幾つか続いてようやく市場に出回るわけですが、
この辺の説明だけでもうお腹いっぱいですよね(笑)。
だんだん話が逸れてしまって済まん済まん。
抹茶と粉茶の違いについての世間の認識度は・・・
・大方の人は抹茶と粉茶の違いをうまく説明出来ない(知らない)。
・詳しいかどうかは碾茶を知っているかどうかで判断出来る?様な気がする。
・詳しい人の割合は10人に1~2人くらいか?(*標本数が少ないので参考値として。)
・詳しい人の多くは女性で、美人が多い(様な気がする)。
・詳しい人は美人だが、話が長くなる傾向がある。
・美人の長いレクチャーを聞いていると、つい惚れてしまいそうになる。
まあ、今回の結論はこんな所でしょうか?
お茶の世界の追求はアバンチュールな危険性?も秘めている事が分かりました(笑)。
ようし!と思ったおじさんは台風崩れの横殴りの雨の中、図書館へ走りましたな。
ええそうですね、暇でしたけんね。
そこで更に多くのお茶に関する膨大な量の情報を目の当たりにし、かえって混乱する事になるわけですが・・・ディープな世界ですな。
で、抹茶と粉茶の違いについて。
抹茶とは、手摘みの葉を蒸して揉まずに乾燥させ、細かい茎や葉脈を取り除いて茶臼で挽くという非常に繊細で手間のかかる作業工程を経て精製されたお茶で、渋みを抑える被覆栽培で丁寧に育てられた碾茶から作られます。
西尾の抹茶は宇治(京都)や八女(福岡)と並ぶ日本を代表するブランドなんですな。
粉茶は、煎茶などの荒茶を仕上げる工程でふるい落とされた細かい葉など(これを出物という)を再利用したお茶で、リストラとか捲土重来!なんて言葉も脳裏をよぎりますが、何か急に親近感も感じてきますな(笑)。
寿司屋のあがりのお茶として認知度が高く、濃厚かつ苦みの強い味わいが口の中をさっぱりさせるのに最適との事。
どっかで出会ったら適材適所!と励ましてやりましょうね。
なるほど~と書いているそばから既に幾らかコンガラガッテマスガ(笑)。
皆さまは両者の違いが分かりましたでしょうか?
また一つ勉強になりましたな。
茶殻は入浴剤にもなるそうな! へえ~ほんまか。