令和の時代に九州最大の滝発見は本当か?

ネットニュースで九州最大の滝を発見!の記事を見つけました。

おいちょっと待てよ、今は令和の時代ですぜ。

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            写真はイメージです(笑)。

この手のニュースは何かのひっかけや落ちの様なものが見え隠れする事も多く、どうしても穿った見方をしてしまいますが・・・繰り返しますが、今は令和の時代ですけんね。

舞台は鹿児島から南西に約380kmの奄美大島

確か・・・最近世界自然遺産にも登録されたばかりですな。

滝の存在自体は以前から知られていたそうですが、太平洋岸の断崖という立地に加え木々に覆われ全体像がはっきりしていなかったようで、

名瀬市の写真家らによるドローン撮影の成功を機に、奄美市が今年8月に行ったGPS測量調査で181mの落差が確認され、おそらく九州一であろうと話題になっているようですな。

調べて見たら佐賀県見返りの滝が100m程の落差で九州一と紹介されていて、これが正しければいきなり倍近い落差で断トツの優勝ですな。

同じ九州なら最高峰の屋久島(1936m)の山奥なんかにも、もっと落差のある滝がありそうですが(笑)。

 

日本の滝と聞くと華厳の滝(97m)や那智の滝(133m)など思い浮かべる人は多いと思いますが、記憶の中では雪解け時期の平湯大滝(岐阜県)のその水量のインパクトが圧巻で印象的でしたな。この平湯大滝が61mなので、実に3倍の落差という事になりますが・・・何か実感し難いというか?

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                             平湯大滝(岐阜県

因みに日本で一番落差のある滝を調べて見たら、富山県立山町称名滝で4段に分かれた滝の総延長350mという何とも圧巻の滝ですが・・・

日本一なら何かで聞き覚えがあるかなとも思ったのですが、全く記憶にかすりもせず(笑)。でへへっ。

ついでに調べていたら、ちょっと奥さん!見つけましたよ。

雪解け時期限定ですがハンノキ滝はなんと500mというさっきの称名滝が霞んでしまうほどの落差ですが、一体何所にと眦つり上げ調べていたらまたまたビックリ。

何と称名滝のすぐ隣にあったんですな(笑)。漫画みたいな本当の話!

更に、時期によってはそのまた隣にソーメン滝?が現れる事もあるという富山県立山町でしたか? 何とも恐るべきポテンシャルを秘めた地域ですな。

 

新発見の九州最大の滝の話題がなんだかちっぽけに霞んでしまう様な、美味しい所をごっそり持って行かれる様な残念な感じになって済まん済まん!

さて、奄美市ではこの滝の名称を広く公募、これまでに3200件ほども応募があった様ですが、地元住民の反対を考慮して現在は中止していて、何でも名称をめぐって市長が謝罪の会見を行う?という事態にもなっているようですな。

古来よりフウチブルの滝(ふつぶるという集落の名が訛った?)とか、クルキチ(暗い岩)の滝と呼ばれ親しまれてきた歴史がある様です。

地元民の心情も尊重する形で正式名称を検討中との事。

一体どんな名称になるのか?楽しみに待ちましょうね。

 

なんて思っていたら、また新たなニュースが。

よくよく調べたらその他にも幾つかの呼び名がある事が判明した様で、このまま名称決定自体を見送る可能性もあるとの事。

何とも迷走の感もありますが(笑)。

何だか・・・別の方の興味で今後の展開が気になってきますな(笑)。

ここは大人として静かに次のニュースを待ちましょうか。

 

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オデは「待て!」が出来ずに困っています。