豊川稲荷って・・・神社とちゃうんか?

近所を適当にジョギングしていたら・・・既に満開モコモコの桜発見!

それは良いのですが、友近・礼二の妄想トレイン(BS日テレ)を見ていたら愛知県の特集をやっていて、その昔よく利用していた特急列車(パノラマスーパー)の登場に、旧友に再会した様な感覚になって独り興奮しておりましたな。

もう30年近くなるのか・・・

仕事を終えて名古屋の会社に戻る時は、このハイデッカー展望席にどかっと腰かけてキオスクで買った豆チクワを缶ビールで流し込んでは、流れる景色をぼんやり眺めつつウトウト居眠り約一時間コースに小市民的至福を感じたものでした。

とっくに次世代型パノラマウルトラチョベリスーパー?とかに代替わりしていると思っていたら、まだ現役でしかもお元気そうで何よりです(笑)。

その後、番組内では商売の神様?豊川稲荷の紹介があって、

ここは稲荷ずしの発祥の地という紹介もしていて・・・ ホンマかいな?

でね奥さん、豊川稲荷の正式名称は円福山豊川閣妙巌寺曹洞宗)というそうな。

みょうごんじ?・・・ってのも初耳だが、そんな事よりも豊川稲荷がお寺だった?という事にビックリでした。

勝手に豊川稲荷(神社)なんて思い込んでましたよ(笑)。

他にも最上寺稲荷(岡山県)なんかも日蓮宗の寺なんですな。

で、あれこれ調べていたら・・・ええそうですね、暇ですけんね(笑)。

金毘羅さんの愛称で親しまれている金刀比羅宮なんかも、江戸時代までは寺(大権現)だったそうで、権の字は、仏が「仮に」神の形をとって「現れた」事を意味するそうです。

そう言えば・・・

霊狐塚も紹介されとったが、1000体以上も並ぶと壮観ですな。

ついでに1000本旗も・・・ってこれは何となく覚えてますが、多い時には7000本も立つことがあるそうな。

確か・・・一対2000円也だったか?

さすがに3万坪の敷地は伊達ではないね!

戦国時代には、かの三英傑(分かるね)もこの地を足繁く訪れているようだし、東京大阪その他各地に別院が置かれ、御利益も多岐にわたる所なんかはさすがは商売の神様?

そんなこんなで今でもこの豊川稲荷には年間500万人もの人が訪れるとの事!

確かに正月明けに訪れた時はその人の多さに圧倒されましたわ!

せっかく来たのだからと飛び込んでみたものの・・・揉みくちゃで人酔いというのか気持ち悪くなって(笑)、名物の稲荷寿司にもありつけず弱々しく撤退した記憶が・・・恐ろしか所じゃった。

後で聞いたのですが、これは神様が「今は来るな!」と言っているのだとか?

これも調べてみたら、長くなるので詳細は省きますがそれらしい説明や記載が結構ありますな。

他にも三大稲荷の一つ?と思っていたら・・・これも調べて見ると各地で我こそは!と、幾つかの候補がせめぎ合いの様相を見せていて何パターンかの組み合わせの三大稲荷が存在する様ですな(笑)。

まあ、この辺りは家康公を祀った三大東照宮の残り一枠を争ってのそれと全く同じですわ。

ついでにこの豊川稲荷は、あの豊川高校の運営母体でもあるんだとか、奥さん知ってました? 駅伝や野球等のスポーツ強豪校の印象が強いかな?

 

こうして見ていくと・・・

明治の混乱期に神社仏閣は政府主導の神仏分離の名の下に何だか生き残りをかけて整理と言うよりグジャグジャにされた感もありますな。

色々勉強にもなったし、近い内に懐かしのパノラマスーパー特急でリベンジお参り?にでも出かけてみますかな。

 

  稲荷ずしの土産忘れんといてや・・・