今週のお題「防寒」
11月も下旬に入ると・・・
本来であれば朝晩は結構に底冷えしたり、通勤時に厚手のコートやら手袋を用意する時期だった様な・・・
と言うのもこの数年、温暖化の影響なのか?師走を前に感覚的には寒いというよりも生ぬるい日が続いている?感じで、紅葉の時期も年々遅くなっているなんて事を夕方のニュースでも伝えてましたな。
防寒対策と聞いて真っ先に思い出したのは、今年3月に84歳で亡くなった作家でカヌーイストの野田知祐師匠!で、あえて師匠と呼ばせていただきますが、
その昔、BE-PALだったか?アウトドア雑誌の防寒対策の特集で、並居る高名な登山家や極地探検家がそれぞれの工夫や拘りを熱く語る中、
「・・・特に拘らない。 寒けりゃウイスキー飲めば良い。」
なんて事をサラッとぶっきらぼうにコメントしていて、何とも自由で異彩を放っていると言うのか?シンプルにかっこええな~なんて思ったもんです。
今でもBE-PALで追悼の記事が連載されていて、アウトドアの一線で活躍する多くの人達のその文面からも強い影響を与えている事が窺えますな。
後は・・・史上最も偉大な登山家のラインホルト・メスナーは極寒の高所環境に体を慣らすトレーニングの一環で、冬場も裸に近い格好で窓を開けて寝ていた?なんて逸話も思い出します。
かく言う私は、個人的には寒さに対しては割合強い方で、最近は逆に夏の酷暑の方が堪える様になってきて、弱々しく喘いでおりますが(笑)。
で、そうそう冬場の寒さ対策でしたな。
特に拘りは無いのですが、あえて言わせてもらえば10年ぐらい前からネックウオーマーを愛用しております。
以前子供が冬場のサッカーの練習時に使っていた物を借用したら、これが奥さんパオンを通り越してピエン!・・・で良かったか?
マフラーだとちょっと大袈裟で何となくの気恥ずかしさの様な感じもあったりして、
ケッ、こんなもん着けられっかよ!
なんて肩で風切って鼻息荒く吐き捨てる様なバンカラ人間だったのですが・・・
ん?バンカラなんて言葉、若い人は知らんのか??
そのふんわり軟らかい肌触りと暖かさに腰砕けする程の衝撃を受け、えっ何これ?何これ? で、それ以来ずっとヘビーユーザーですわ デヘヘヘッ。
現在愛用しているのは、モンベルのメリノウール ジャカードネックゲーターで、
一見何の事は無い薄手の筒状の織布ですが・・・
この一枚で寒さの感じ方がかなり違ってくるから不思議ですな。
秋冬の低山トレッキングの登り始めや休憩時にも重宝するし、状況でマスクの替わりやニット帽(最近はビーニーとか言うのか?)の様な使い方も出来て非常に重宝しております。
たまに行方不明になる事もあって、そんな時はアンタはスマホの充電が切れた時の女子高生か?と言うくらいワナワナ落ち着かなくなるほどで、あらためて写真で見たらなんだかヨレヨレで爺さんの腹巻みたいになってますが・・・(笑)。
でもねえ奥さん、ほんとにこれはお薦めですよ!
寒けりゃ・・・ 丸まって寝てりゃ良いじゃん。