今年もラニーニャ現象で猛暑が長期化!
なんて事を気象予報士が解説しているのをぼんやり聞いていると、2100年までに平均気温が6℃近く上昇すると予測する研究報告も紹介してましたな。
ヒエ~ツ!
わたくしは今すっとんきょうな声あげつつ、胃袋の辺りを擦りながら弱々しくお化け麺を啜っております。
中京圏ではうどん等の麺類に冷たいつゆを掛けた料理を香露(ころ)と言うんですな。
語源については諸説あるようですが・・・奥さん知ってました?
さて暑い夏はころ饂飩も良いが、個人的にはやっぱり素麺ですな!
若い頃は、
硝子の器に盛られたソーメンの中央に乗っているサクランボとか色付き麺なんかも許せなくてその是非を皆で議論していたり(笑)、だらっと力無くしな垂れた麺のビジュアルにまで腹が立って、
「シャキッとせんかい!」と檄を飛ばしてみたり。
まあ、若かったんでしょうなあ。
或いは・・・カルシユウムが足りんかったか?
shiriagosan.hatenablog.com素麺と言えば・・・
そうめん The SOMEN recipe book( 満留邦子 著 成美堂出版 )
ラク旨!無限そうめん レシピ(ソーメン二郎 監修 扶桑社)
なんて本も見つけましたよ、奥さん!
写真を眺めているだけでも何とも涼し気で、良いですわね~日本の夏!
で、今まで揖保乃糸くらいしか知らなんだが・・・
あと三輪素麺(奈良県)と小豆島素麺(香川県)が三大ブランドなんですな!
日本人はこの手の三大○○が好きやのう(笑)。
J SOUL BROTHERSとか・・・
えっ、ちょっと違う?
その他各地のご当地素麺も地図で見ると西日本に集中してますな。
何となく・・・卑弥呼の邪馬台国の所在候補地とも重なるような(笑)。
そういえば半月程前だったか?三越のソーメンフェアでは、生産量の関係で店頭に出回らない希少な銘柄も有ったりで、あたしゃもうカアーッと血圧が上がる様な興奮を覚えましたな。
ただ結構な値段に急にへなへなと弱腰的小市民と化して(笑)、
ええそうですね!ハアハア荒い息を吐きながらやや距離を置いて眺めておりましたよ。
パラパラ眺めていると麺つゆだけでも、
ごま油やオリーブなどの新参オイル一派に、ハーブソルトや天然岩塩の塩対応組、はたまたイタリアンドレッシングやら各種味噌類?にトマトジュース、変わり種はお茶漬けの素や青汁つゆ??なんてのもありますな。
トロトロの温泉卵を加えたり、豆乳アレンジのレシピなんかも紹介されていて・・・
自身ではなかなか思いつかない様なアイディアの数々にイマジネーションも膨らんできますな。
茹で方のコツについても、
たっぷりの湯に梅干しを1個入れなさいね!と著者のソーメン二郎さんが言うてますな。梅の酸の作用で麺に一層のコシが出るのだとか。
茹でる時もかき混ぜすぎや、急激な温度変化も表面を傷め風味を損ねるので御法度なんですな。更には、カルキ臭が風味を台無しにするので氷水に浸けたままはNGって・・・
愕然としましたな。
ねえちょっと知ってました? あんたらもそうでないの?
これまで間違った事ばかりしとったのか・・・
ソーメンに対するこれまでの非礼を素直に詫び、大いに反省しつつようし!と思いましたな。
となると、今すぐにでもリベンジ?したくなってきて・・・
といっても時計は真夜中丑三つ時(笑)。
独りあれやこれや悶々としているオジサンですが、何か?
素麺の日もあるてソーメン二郎が言うとったで。
ヘエ~ って、さっきから誰やねんそいつ?