昔から未知の巨大生物に興味があって、
巨大生物フェチ?というのがあれば、まさしく私がそうですな。
shiriagosan.hatenablog.comところで奥さん、地球上で最大の生命体って何か分かります?
恐竜でも鯨でもなく、樹木なんですな!
カリフォルニア州の国立公園内にある通称シャーマン将軍の木は、体積が約1486㎥もあって・・・と言われてもピンと来ないって?
大体クジラ10頭とかジャンボ機なら4機分だそうな。
えっ、却って分かり難いって?
実は・・・私もそうなんですわ(笑)。
で、雨の休日なんかは撮り溜めしたこの手の録画番組をせっせとチェックしております。
ええそうですね、暇ですけんね(笑)。
で、今回チェックしたのは、
「 捜索4年! 屋久島 伝説の超巨大杉 完全版 」
屋久杉と言えば・・・
どこかで縄文杉の実物大のレプリカ標本?の展示を見たような朧げな記憶があって、
大阪の花博の時だったか? 或いは・・・ 全くの勘違い?
ネットで調べたら名古屋市の東山動物園がヒット!も・・・あらためて見に行こうと思ったら、2年前に解体され現存しないようです。
屋久島の原生林はその険峻な地形故に太古の姿で今日まで維持されて来た経緯があります。
そこで今回最先端のデジタル技術で空から森をレーザースキャンして山奥の超巨大杉をあぶり出すという前代未聞?の挑戦が提案される訳ですな。
で、導き出された巨木の数なんと12000本!
そこから更に絞り込んだ数百本を、山のスペシャリスト地上部隊が現地に分け入って実測検証していくという行程は・・・
息苦しくなる様な緊張感と迫力ある景観の映像美も交えて、見応え十分のドキュメンタリーに仕上がっていて、落花生握りしめたまま思わず正座して見入ってましたな(笑)。
プロジェクトXのツッパリ生徒と泣き虫先生以来でしょうか?
今回の調査で縄文杉に匹敵する巨大杉が幾つも発見されましたが、
経験豊富な山のスペシャリスト集団をもってしても、険峻な地形を前に実際に調査出来たのは島全体のまだ極々僅かと言うから驚きですな。
今回のレーザー調査の巨木的中率もわずか5%と想定以上に難航する状況にプロジェクトメンバーは作戦変更を余儀なくされます。
気象や地史学、植物学のエキスパートも交え、巨木が育つ地形や環境を討論推測し地図に落とし込んで、捜索範囲をさらに絞り込み精度と効率を追求していきますが・・・
最先端の人知や化学技術を嘲笑うかのように跳ね返し一蹴する屋久島のポテンシャルがよりクローズアップされるという展開構成に、
やっぱ・・・スゲエな屋久島!
と何回驚嘆し呟いたか。
そして人知を遥かに超越した巨大杉の存在という淡い期待は、個人的には逆に確信に変わりましたな!
余談ですが・・・
現代の最新登山技術や専用ツールを駆使して悪戦苦闘の末辿り着いた奥地にも江戸時代の頃の山師の痕跡が残っていたり・・・
何か特別なルートが存在したのか? 何れにしても当時の山師たちの登攀技術?やバイタリティにも興味を持ちましたが、これもまた違う意味でのSFですな。
このまま人知れず謎のままでいてほしい様な気持ちもあって何とも複雑ですが、
出来れば生きている内に・・・
なんてスクープに立ち会いたいものですな。
まあ・・・ 取り敢えずはアズキバーでも齧りながら閑かに待ってましょうね。
夢みたいな事言うとらんで早よ帰るで!
もう暑うて肉球も焼けそうやし(笑)。