かなり冷え込んだ休日の朝。
流れ雪もちらつく空模様にちょっと躊躇しつつも犬を連れて散歩に。
鼻や耳たぶが・・・結構痛い。(>_<)
あちこち寄り道して体も温まってくると程無く雲も切れて快晴に。
久し振りの近所の神社の境内で桜が咲いているのを発見!
二日酔い気味の寝ぼけ頭で、もうそんな時期か・・・
なんてぼんやり考えていましたが、
えっ、ちやうやろう?って戻って二度見しましたがな。
たまに1~2輪だけ咲いているフライングの?勘違い咲き(と言うのか?)を見かける事はありましたが・・・
この咲きっぷりはあなた(笑)、一般的な桜では無くこの時期に咲く種類なのか?
秋桜とか?
あっそれはコスモスか(笑)、ややこしいな。
或いは由緒正しい謂れのある品種や名木とか?
はたまた弘法大師辺りが関与しているなんて事は?
改めて写真を見ていると・・・
何か花びらが幾つか重なってもこもこしている様にも見えますが、こういうのは八重咲きとか言うのか? あれっ?
よく考えると桜の事は・・・全然知りませんな(笑)。
歩きながら考えているとあれこれ気になってきて、急ぎ(笑)家に戻って調べたら奥さん! 色々な事が分かりましたよ。
桜はバラ科の植物で、いきなりですが世界的にはサクラ属とスモモ属とで分類の見解が別れる様で・・・
それはまあ置いといて何となく日本の固有種の様に思ってましたが北半球の温帯域に広く分布しているんですな。
日本の野生種も元を辿ると遠くヒマラヤ地方から伝わった様で、江戸時代辺りから盛んに交配・選別が繰り返され種間交雑?も含めるとその品種は実に600種とも。
更に同じ品種でも個体差や地域差も結構あると聞いたら・・・
写真をもとに種類を特定なんて事を考えていましたが、そら素人には無理やわな(笑)と早々にギブアップ。
秋や冬咲きの桜も結構多く、野生種では寒緋桜やヒマラヤ桜などが良く知られる様で、その他にも二期咲きの園芸品種?として、
冬桜や十月桜、四季桜(二期桜とも)、越野冬桜・・・
もう既に何の事やら(笑)分からなくなってますが。
開花の時期も春咲きだけでなく品種によって微妙に違っていたり、秋から咲き続ける品種や二度咲きの物まで様々なタイプがあるようです。
更に調べていくと、日本の桜の危機!なんて桜特有の交配や遺伝にまつわる興味深い記事なども結構あって、まあ・・・長くなるので割愛しますが(笑)また一つ賢くなりましたな。
サクラと言えば・・・ソメイヨシノも温暖化の影響か?最近は開花の時期もどんどん早くなって、地元の桜祭りも数年前から1週間前倒しで開催されるようになったり、今年は開花予想が例年より2週間も早くなる所があったりでちょっとした話題にもなりましたな。
で、今回の神社の桜ですが・・・
やっぱり気になって図鑑やネットの映像など見比べた感じでは十月桜に特徴が似ている様にも思えますが、はっきりせずというのが素人検証の限界ですな。
それはそうとコロナ自粛で去年からまともに花見も出来てませんな。
来年は大手を振って賑やかに出来ると良いのですが・・・
因みに奥さん、日本中の桜の何と8割以上がソメイヨシノだそうな!
オデまだお花見(宴会)は未経験ですハアハアッ。