表浜のルアー釣り、この10年の変遷など・・・

はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと

渥美半島表浜でのルアー釣りもかれこれ四半世紀。海の様相はこの10年だけ見てもかなり変遷の印象があります。

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気候変動などの自然環境に対象魚の変遷、マナーの問題まで・・・

 

①釣れる魚が変わってきた!

サーフのルアーはシーバスにフラットフィッシュ(ヒラメ、マゴチ)がメインターゲットでしたが、最近はブリやカンパチなど中小型青物が主体になりつつあります。

この所、鰆が良く釣れる年があったり、シイラがぽつぽつ釣れる様になったり・・・

温暖化?

ベイト(餌)となるイワシの群れも年々小規模になっている様で気になる所ですが。

 

②釣れる時期が変わってきた!

気候や自然環境の変化といった事には職業柄(釣りの事ですが)敏感になった気がします。以前は10~11月頃がハイシーズンでしたが、ここ数年は年跨ぎの厳寒期でも結構釣れていて、鼻水も凍る年明けの浜で大物相手にお祭り騒ぎというのも珍しくない光景に。

温暖化?

気象庁のデータでも日本近海の海水温はほぼ一定のペースで上昇し続けているそうで、この時期にはあそこで○○が釣れて・・・といった年間のサイクルや経験的な記憶の蓄積も修正を余儀なくされる状況に。

 

黒潮の流れが変わった?!

大雑把に2~3年周期で釣れる年と釣れない年がはっきりしている印象で、太平洋岸を蛇行しながら通る黒潮のコースにも左右されるといいますが、避けられているのか?良くない周期が継続中です。 今年辺りは好転に期待したい所ですが・・・

 

④道具の変遷!

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ルアーは昔からミノー(プラスチック)を多用していますが、世間的にはジグ

(金属)ソフトルアーが主流になっている様ですな。

で、意外にもロッドやリールのタックル類はメーカーの派手な宣伝の割にはそれ程変わってませんな(笑)。個人的にはPEラインにとって代わる画期的なラインの登場なんか期待していましたが・・・

売れ筋のルアーも結局ロングセラー物に収れんされつつある印象で、この辺は工業製品として10年ほど前には既に熟成の域にあったと言えるのかも知れませんな。

 

⑤釣り人のマナーが・・・

これは悲しい事に悪化の傾向というのか?マナーもエチケットも何とも残念な事に。地元の常連釣り師の嘆き節を聞くのはつらい所ですが・・・

釣りに限らず、総じて今現在の日本人の民度の低さがそうなんですな。

話しがちょっとずれますが、コロナ対策でも世界との比較で日本は遅れた国になっている事を改めて認識させられましたもんね。

あと、やたらと技術や戦略的な蘊蓄を一方的に語りたがるルアーマンが増えている事にも閉口ですが、メディアの影響でしょうか?

講釈はいいから・・・せめて離れて静かに釣ってくれ(泣)。

 

なんやかんや言っても結局の所、釣果は蘊蓄よりもキャストの回数に比例する所が大きかったりする(笑)のもこの釣りの魅力なのかも知れませんな。

ま~しかし一番変わったのは、オジサンが年をとったという事でしょうな(笑)。

昔から何時間もがっつり投げ倒すストロングスタイルじゃけん、体力的に見直しの時期にきてますが・・・

次の日の倦怠感?といったらそりゃもうあんた。

それでも、これからの時期は休みの度に気持ちが海に向かうんですけどね(笑)。

 

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魚釣れずに脚を攣る!って諺・・・えっ知らんか?