暑中お見舞い申し上げます。
8月上旬の日曜日に妻の田舎の墓参りに行ってきました。
妻とその母に母の姉、そして･･･私はまあ運転手という事ですな（笑）。
平均年齢６３～６４歳？
早い話が前期高齢者の一歩手前だそうです（笑）。
墓地は車で1時間半ほど走った奥三河の町はずれの小高い山の斜面にあります。
クーラーの効いた車内で、朝から殺人的なマラソン中継の話をきっかけにオリンピック批判などを静かに議論しながらのドライブでしたが･･･
途中から想定外の渋滞に危機感を覚え早めの昼ごはん作戦に。
たまには鰻でも食べて精をつけるか！
長老の一声で割とすんなり話が纏まり、途中の長篠のうなぎ屋で昼食。
そのまま向かいの道の駅風の産直店？に寄り道してその後は川沿いの道を北上。外気温は36～38度を行ったり来たり。
この日は大型バイクのグループツーリングというのか？やたらと見かけましたな。
何とも気持ち良さげですが、よく考えるとこの熱気の中、革ジャンにフルフェイスのマスクって･･･？等と考えている内に目的地着。
木漏れ日が涼しげな寺の境内に車を止めます。
ドアを開けたとたんにヒグラシにツクツクホウシ、アブラゼミ、クマゼミ、あとは･･･代々木ゼミに進研ゼミだったか？
様々な鳴き声の混声？大合唱に圧倒されております。
しかしまあ軽い目眩を感じるほどの大音響は久々でしたな。
むせかえる様な草いきれというのか？湿気を含んだ熱気に一気に戦意も喪失（笑）。
弱々しく藪蚊の攻撃をかわし、30分ほどかけて３畳ほどの範囲をそれぞれ下草刈りから雑草むしりに墓石を洗っての拭き掃除。
噴き出す大汗拭いながらお供えの花を飾って線香に火を灯し、手を合わせる頃には恥ずかしい位にシャツもパンツもぐっしょり。
お供えの饅頭はカラス対策で持ち帰りルールになっているとの事。帰り際に皆で頂いて墓を後に。
車に戻ってクーラーにあたり、冷えた麦茶の美味いこと！
近くの温泉でも寄っていきたい所ですが年配組の拒否で、それではと妻が鳳来寺の参拝を提案！
途中ちょっとした道迷い（笑）もあったりで、バタバタしているところに四谷の千枚田の案内表示が。
これや！
急遽予定変更、何しろ日和見ドライブですけんね（笑）。
山裾沿いの薄暗く曲がりくねった道を慎重に進み、またしてもこの道でいいのか？と不安になりかけた頃･･･突然目の前に、
「うわ～おうっ。」思わず絶叫に絶景！ あっ逆か？
もう我を忘れて叫んでおりましたよ！
何とも神々しくもあり、妙に懐かしく？もあり、墓掃除のご褒美の様でもあり（笑）。これは一見の価値ありですな！
清々しい余韻を残しつつ帰りは農協の直売店巡り。
で、生落花生を発見！
これも墓参りのご褒美か？ 1パック280円ですよ、奥さん！
「いっぱい買ってきたでね！えっへっへっ･･･」
妻も鼻の穴膨らませて得意顔であります。 
晩酌で早速茹でたての落花生を頂いております。塩加減サイコー！
ひまわり農協さんありがとう～。
山の緑に癒された何とも良い一日になりました。
墓参り熱中症に注意！ってどっかの坊さんも言うとったで 。
ハアハアッ･･･
