水を考える。

この夏も所により40度超えの猛暑続きから、9月以降は晴れれば残暑、降れば台風絡みの雷豪雨と目まぐるしい天候変動ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

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さて、振り返ると今年は7月に台風が来なかったのは観測史上初だとか、梅雨明けも8月をまたいだり。各地の河川氾濫の被害に、隣国でも巨大ダム崩壊の恐れだとか、下流域もかなりの被害(正確な情報が・・・)だった様ですが、何かと水や気候にまつわる話題が多かった様に思いますな。

今朝も雨降り・・・まあ、要は暇なので地球の水(の起源)について、静かに考えて見たいと思います。

と言うのも、最近何かの本で地球の水は何処から来たのか?と言う興味深いテーマについてふれられていたのが妙に頭の片隅に残っていて、気になって時々調べたりしています。と言っても宇宙の話は理論も 検証のレベルも壮大すぎて、専門書などは読み込む程に分からなくなる?というジレンマも有りますが・・・

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       月は常にこの面を地球に向けたまま、地球の周りをまわっている。

そもそも地球が大量の水を保持しているのは、太陽や木星などの惑星との絶妙な位置関係(引力や温度域)を始め、幾つかの要因が奇跡的に重なった結果なんですな。

 

水と言えば・・・ 地球の水と生命誕生の謎のカギを握るものとして、彗星の探査も多方面で行われている様です。

また、2011年の探査機による小惑星ベスタの観測では、内部の水の特徴が地球の海のそれと完全に一致したとの報告も!

これらをもとに、およそ40億年前に地球には無数の微小惑星の衝突が相次ぎ、そこに閉じ込められていた水が放出され、現在もその一部が地球の海や川を満たしているという説が有力に成りつつある様です。

また、地球内部のマントル部分には何と地球表面の海水量の数倍の水が存在するらしい事も分かって来たとか。

将来的に地球の水の一部を入れ替えるといった壮大な計画に触れているものも有った様に思ったが・・・これは記憶違いだったかな?

まあ、難しい事は良く分かりませんが、遥か昔(40億年前?)から水は環境に応じて形態を変えつつ地球の内外で循環してきた事を考えると・・・

例えば今飲んでいるコップの水や私達の体の一部も、元を辿れば遥か昔に宇宙空間をさまよっていた彗星の尻尾の一部であったり、隕石の一部かも知れないと思うと、何か不思議で壮大な変な感覚になりませんか?

とはいっても、悲しいかなそこから何か重大な法則や新たな理論が導き出される訳も無く、「・・・よぐ分がんね。」と現実に引きずり戻されるのですが・・・。

 

等といったことを、体育座りで足指の爪の縁のささくれと格闘しつつ考えております。

残暑もまだまだ長引きそうです。皆様ご自愛ください。

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  水は大事にって、オイこら大概にせいよ。